木村拓哉、SMAP解散も前向き姿勢「変わることはあるけど、やるべきことをやる」

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俳優の木村拓哉が11日、主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)の舞台挨拶に、共演の竹内結子、浅野忠信、松山ケンイチ、木村文乃、菜々緒、及川光博らと出席。イベント終了後には、昨年末をもってSMAPが解散し注目が集まる中、報道陣の取材に応じて「変わることはあるけど、やるべきことをやる」などと前を向いて活動していく姿勢を示した。
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本作は、医療をテーマにしたヒューマンラブストーリー。病院を追われ、単身シアトルに渡った外科医・沖田一光が10年ぶりに帰国して元恋人や彼女と結婚した親友たちと再会し、「たったひとつの命を救いたい」「かけがえのない人生を守りたい」という想いに突き動かされていく。
木村が今回演じるのは主人公の沖田。来場者と同じく初めて第1話を観たと話し、「方向性、やってきたことが間違いでなかったという確認ができました。最後まで、絶対に逃げずにやり抜きたい」と意気込みをコメント。そして「日本全国の、現場で働かれているドクターの皆さんに尊敬の意を、ここにいるキャスト全員抱いて撮影に挑んでいる。できるかぎりの表現をしていけたら」と決意をにじませた。
木村と『プライド』以来13年ぶりに共演する檀上深冬役の竹内は、「試写が始まる前に、瀬戸口(克陽)プロデューサーが『忌憚なきご意見をどうぞ、厳しいご意見を』という風におっしゃったところからお腹がキリキリキリキリ“あ~どうしよ”と思った」と緊張しきり。「(撮影の)途中から本当に“エラいところに来てしまったな”という気持ち。私はこの役柄を最後まで踏ん張って演じていきたい」と話した。
日本屈指の脳神経外科医にして、副院長の檀上壮大に扮する浅野は「粘り強くスタッフの方たちに向き合ってもらって、木村拓哉にも一緒に打ち合わせして頂いて、第1話を見たときに、本当にそれが自分の中に届いてきた」と本作の手応えを噛み締めた。
羽村圭吾役の及川は「劇中では、タッ君(木村)演じる沖田先生とぶつかり合ったり、対立が深まっていくのかなという展開」と役どころを説明。ただし「撮影現場では、タッ君と仲良くしています。先日も僕の大好きな『スター・ウォーズ』とか『ガンダム』とかの話で盛り上がってしまいました。本当にありがとう!嬉しかったです」と話して会場を盛り上げた。
本イベント終了後には、木村が檀上から退場しようとした際に報道陣が殺到。SMAP解散後の初仕事として注目が集まる中、「変わることはあるけど、やるべきことをやる」などと発言。前を向いて活動していく意志を示した。
新ドラマ『A LIFE~愛しき人~』は、TBS系列にて1月15日より毎週日曜21時から放送(初回は25分拡大)。