『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督、ミュージカルTVドラマ制作へ

2014年の映画『セッション』で話題を呼び、2016年の大ヒット映画『ラ・ラ・ランド』で史上最年少のアカデミー賞監督賞に輝いたデイミアン・チャゼルが、ミュージカルTVドラマ『The Eddy(原題)』を手がけるという。
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2本の音楽映画を製作・監督後、3本目は米宇宙飛行士ニール・アームストロングの伝記映画と音楽から離れたチャゼル監督だが、Colliderによると、『The Eddy(原題)』は現代のフランス・パリが舞台。クラブのオーナーとそのクラブのハウスバンド、彼らを取り巻く人間模様を描くというミュージカルドラマだ。
J・K・ローリング原作『ハリー・ポッター』シリーズの続編舞台となる『ハリー・ポッターと呪いの子』の脚本家ジャック・ソーンが脚本を執筆。シーズン1は全8話となり、チャゼル監督は2話でメガホンを取るという。フランス語、英語、アラブ語が飛び交う多言語ドラマとなり、フランスで撮影される予定。
また、グラミー賞を6回受賞しているグレン・バラードがドラマのために曲を書き下ろす。チャゼル監督とバラードと共に、海外ドラマ『ニュースルーム』のアラン・ポールが製作総指揮に名を連ねる。Netflixで制作されるが、リリース時期やキャストなどは不明。チャゼル監督初のTVドラマシリーズを楽しみにしたい。