ピエール瀧&小籔千豊、役所広司主演『陸王』に出演決定「日本中から嫌われたい」

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作家・池井戸潤のベストセラー小説を原作とする、10月スタートの役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系/毎週日曜21時)。山崎賢人、竹内涼真らの人気若手俳優の出演も話題となっているが、今回新たにピエール瀧やお笑い芸人の小籔千豊をはじめとする個性的な共演陣が追加発表された。
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本作は創業から100年以上続く老舗足袋業者「こはぜ屋」の社長を務める主人公が、会社の生き残りを賭けて大手スポーツメーカーと対峙しながら、新規事業「陸王」立ち上げに奮闘する姿を描く。主人公で「こばせ屋」の四代目社長・宮沢紘一役を役所、その父を支える息子・大地役を山崎が担当する。さらに物語のキーマンとなる実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人役を、竹内が演じる。
ピエールが演じるのは、「こはぜ屋」のライバルとなる大手スポーツメーカー「アトランティス」の営業部長・小原賢治。小原は利益至上主義で、目上に敬意を払わず、部下にも汚れ役を押し付けるなどの超悪役。そんな小原にゴマすりをすることで生き残っていく部下・佐山淳司役を、TBSドラマ初出演となる小籔が演じる。小原に従順な佐山は言いたいことがあっても気圧されてしまう、という役どころだ。
TBSドラマへの出演は『木更津キャッツアイ』以来15年ぶりとなるピエールは、今回のヒール役に対し「相棒の小籔君と一緒に日本中から嫌われたいと思います」と気合のほどをコメント。小籔も出演を光栄に思いながらも、「ひとつのピースとして貢献できるように一生懸命やらせて頂きます。台本めちゃめちゃ面白いです。是非、ご覧下さい」と作品をアピールしている。
また、「こばせ屋」の縫製課を束ねるリーダー・正岡あけみ役に、連続ドラマのレギュラー出演が初となる阿川佐和子、カリスマシューフィッターと呼ばれるシューズ調整のプロ・村野尊彦役で、襲名後初のテレビ出演で連続テレビドラマ初挑戦となる歌舞伎俳優・市川右團次が出演する。
ほかに「こはぜ屋」の係長・安田利充役に内村遥、「こはぜ屋」に出入りしている「椋鳩通運」の社員・江幡晃平役に、元ラグビー日本代表で現在は俳優の天野義久と個性的な面々が名を連ねる。
さらに、夫である主人公を支える美枝子役には、檀ふみの出演も発表された。TBSドラマへの出演は26年ぶりとなる檀が、どんな良き妻、良き母を演じるか注目だ。
日曜劇場『陸王』はTBS系にて、10月15日より毎週日曜21時から放送。