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“大人も感情移入できる”『リメンバー・ミー』、ピクサー流のストーリーの考え方とは

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“大人も感情移入できる”『リメンバー・ミー』、ピクサー流のストーリーの考え方とは
“大人も感情移入できる”『リメンバー・ミー』、ピクサー流のストーリーの考え方とは(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描くディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』 。本作の主人公は、ミュージシャンを夢見るも、先祖代々で音楽を禁じられている12歳の少年ミゲル。同作を手掛けたエイドリアン・モリーナ共同監督いわく、ストーリー作りには“キャラクターの欲求を描く”というピクサー流の秘密があると語っている。

【写真】映画『リメンバー・ミー』来日イベントフォトギャラリー

 これまでもディズニー/ピクサーは『トイ・ストーリー』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』など、主人公がおもちゃやモンスターであっても、涙せずにはいられない感動的なストーリーで人々を魅了してきた。最新作『リメンバー・ミー』も同様だ。モリーナ共同監督は、12歳の少年ミゲルに大人も感情移入できるようにするために「とても重要だったことは“キャラクターの欲求を描く”ということだった。ミゲルが何をしたいのか、観客に理解してもらうことで共感してもらえると思ったよ」と明かす。だが、次なる課題として、今度は観客がミゲルを応援したくなるようにするにはどんな行動を見せれば…と、ミゲルの描き方について頭を悩ませたそうで「台詞で言わせることではない説得力のある行動が必要だったんだ」と述懐する。
 
 頭を悩ませた結果、製作陣は、ミゲルの音楽をやりたい気持ちを“台詞で言うのではなく歌で表現する”ということにたどり着く。だが、ストーリーに携わったディーン・ケリーは「ミゲルは音楽を禁止されているのに、唐突に自分の夢を歌い出したらおかしい」と感じ、この案もボツに。
 
 ミゲルに台詞で言わせることも、ミュージカルのように自分の気持ちを歌うこともできず、どうしたらミゲルに共感できるのか?さらなる答えが“ミゲルだけの秘密の場所で歌う”ということ。モリーナ共同監督は「音楽を禁じられているミゲルが、家の中で唯一自分をさらけ出せる秘密の屋根裏部屋で歌ったらどうだろうと思いついたんだ。ミゲルが憧れている伝説の歌手デラクルスのポスターを壁に貼って飾り立て、デラクルスと一緒に歌ってギターを弾けば、どれほど音楽への情熱を燃やしているのかが伝わると思ったんだ」。

 こうして予告編にも登場する“秘密の場所で歌う”ミゲルが家族に隠れてギターを練習するシーンが出来上がった。主人公が何をしたいのかを伝える手段を、映画に合う方法で丁寧に生み出していく。その試行錯誤して作り上げた結果、ピクサー作品はどんな世代でも誰でも共感できる物語になっているのだ。

 映画『リメンバー・ミー』は3月16日より全国公開。

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