『死のロングウォーク』映画化 少年たちが死の競技、S・キング原作

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2017年には映画『IT/イット “それ“が見えたら、終わり。』や『ダークタワー』、海外ドラマ『ザ・ミスト』など、原作小説が映像化された米作家スティーヴン・キング。今度はリチャード・バックマンのペンネームで発表した1979年の小説『死のロングウォーク』が、映画化されるという。
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The Hollywood Reporterによると、米ニュー・ライン・シネマのもと、映画『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』のジェームズ・ヴァンダービルトが、脚本を執筆するとのことだ。映画『ニュースの真相』のプロデューサー、ブラッドリー・J・フィッシャーと、ウィリアム・シェラックとともに製作も務める。
原作の『死のロングウォーク』は、独裁主義者に支配されたディストピア的アメリカが舞台。16歳の少年レイモンドをはじめとして、100人の10代の若者が、年間行事となっているウォーキング競技に参加する。それは歩く速度が一定のスピード以下になると射殺され、最後の一人になるまで終わらない死の競技だった…。
当初、『死のロングウォーク』の映画化権はキング原作の映画『ショーシャンクの空に』や、『グリーンマイル』の監督フランク・ダラボンが持っていたが、ついにダラボン監督の手を離れることになり、ニュー・ライン・シネマで実現することになったという。作品のファンだったヴァンダービルトとフィッシャーにとっては、10年越しの企画とのことだ。