『ハン・ソロ』主演オールデン、ミレニアム・ファルコン号は「最高」

関連 :
米俳優のオールデン・エアエンライクが12日都内で、主演映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のジャパン・プレミアに出席。ハン・ソロが乗るミレニアム・ファルコン号のコックピットへ初めて乗り込んだ時は「最高の気分だった」と笑顔を見せた。
【写真】『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』 ジャパン・プレミアフォトギャラリー
同作は「スター・ウォーズ」シリーズの最新作。シリーズ屈指の人気を誇る“銀河最速のパイロット”ハン・ソロ(オールデン)の若かりし日々、そして生涯の相棒チューバッカとの出会いを描く。
今回のイベントにはオールデンやチューバッカ、ロン・ハワード監督、同作吹き替え版にカメオ声優として出演する及川光博、JAXA宇宙飛行士の野口聡一、お笑いコンビ「ミキ」の2人(昴生、亜生:今回は亜生がカメオ出演)が出席した。
ハン・ソロを演じたオールデンは、過去に同役を演じたハリソン・フォードに会った時のエピソードを披露。「ロサンゼルスでインタビューを受けている最中、ハリソンについて聞かれている時に背後から急に現れてビックリさせられた。彼が私たちに温かい言葉をくださって、(監督や自身を含めたスタッフ)皆にとって重要な意味を持つものになった。ハリソン自身、2度この作品を見てくれ、とても喜んで気に入ってくれた」と述懐した。
及川から、ミレニアム・ファルコン号のコクピットへ初めて乗り込んだ時の気持ちを問われると「最高の気分だった。ワクワクドキドキしたし、素晴らしい宇宙船なのであのシーンを撮影した時はとても楽しかった」と回答。それを聞いて及川は、すかさず「でしょうね」とうなずいた。
ロン監督は、ハン・ソロのキャラクター性を「逆説的なところがスゴく好き。そういう部分があるからこそ、人間的でユーモアにあふれている」と評価。また「今作に着手した時、ハリソンと話しました。キャラクターの精神性について秘密を2つ教えてくれた」と言い、「(ハン・ソロは)自信がいつもあるわけではない。自信がなくてもあるフリをするのだということ。もう一つ忘れていけないのは、(ハリソンが)ハン・ソロを演じるずっと前に、ジョージ・ルーカスがこのキャラクターを生み出したこと。ハリソンから、『オールデンが自分のハン・ソロを演じられるように背中を押してほしい』と教わった」と明かした。
イベント最後に、オールデンが日本のファンに向けて「ニッポン、ダイスキ!」と言うと、観客が「I Know(知ってるよ)」(編注:『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(80)にて、レイア姫から愛を告白されてハン・ソロが返した名台詞)と大声で返答。まさかのサプライズに、オールデンらは笑みをこぼしていた。
映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』 は、6月29日より全国ロードショー。