キアヌ・リーヴスのおバカコメディ『ビルとテッド』第3弾、2020年夏に全米公開

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現在ではアクション俳優のイメージが強いキアヌ・リーヴスが、キャリア初期に出演したおバカコメディ『ビルとテッドの大冒険』と『ビルとテッドの地獄旅行』。数年前から第3弾の制作が報じられていたが、キアヌと共演俳優のアレックス・ウィンターが今夏に撮影が始まることを報告した。
【写真】第3弾決定の報告をするキアヌ・リーヴス&アレックス・ウィンター
おバカな高校生のビル(アレックス)とテッド(キアヌ)が歴史の授業で落第しそうになり、タイムトラベルで危機を乗り越えようとする1989年の1作目『ビルトテッドの大冒険』。同作のヒットにより、2作目『ビルとテッドの地獄旅行』が制作されて1991年に公開された。
2作目の流れを受ける第3弾のタイトルは『Bill&Ted 3:Face the Music(原題)』。結婚して中年になった2人が音楽で世界を救うという使命を果たすべく、新たな冒険に出るストーリーになるという。
キアヌとアレックスはロサンゼルスの野外音楽会場ハリウッド・ボウルにいる動画を公開。「俺たちは2人合わせて『ワイルド・スタリオンズ』だ」と劇中でビルとテッドが結成するバンド名を挙げ、「ファンのみんなにお礼が言いたい。君たちのおかげで、どうやらこの夏に第3弾を作れるようになった」と発表した。動画の最後には「2020年夏」と全米公開予定が予告されている。
第3弾の公式ツイッターよると、2020年8月21日より全米公開予定とのこと。また、2作目の『ビルとテッドの地獄旅行』で地獄の使者、死神のグリム・リーパーを演じた俳優ウィリアム・サドラーが続投するという。監督は『ギャラクシー・クエスト』のディーン・パリソット。前2作の脚本を手がけたクリス・マシスンとエド・ソロモンが執筆し、映画監督のスティーヴン・ソダーバーグが製作に名を連ねる。