ディカプリオ製作『AKIRA』実写版、2021年5月に全米公開予定

俳優のレオナルド・ディカプリオがプロデューサーに名を連ねる、日本発漫画『AKIRA』のハリウッド実写版。全米公開予定日が現地時間2021年5月21日に決まったと、The Hollywood Reporterなどの海外メディアが報じた。
【写真】実写化したらこうなる!? ハリウッド版『AKIRA』幻のコンセプトアート
現地時間24日、米ワーナー・ブラザースより正式発表があったとのこと。2021年5月21日の金曜日にはもともと、同スタジオの長編アニメ『DC Super Pets(原題)』の全米公開が予定されていたが、1年先の2022年に変更になっていた。時を同じく全米公開されるのはほかに、俳優キアヌ・リーヴス主演のヒット・アクションシリーズ『ジョン・ウィック』第4弾がある。
原作の大友克洋の漫画は、第三次世界大戦後の「ネオ東京」が舞台。謎の存在“アキラ”を巡って繰り広げられる戦いを描くSFアクションだ。2002年にワーナー・ブラザースが実写映画化すると報じられて以来、20年近い歳月が過ぎてようやく実現される。
メガホンを取るのは、映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』の監督タイカ・ワイティティ。日本のアニメや漫画のハリウッド実写化では、ホワイト・ウォッシング(キャラクターたちの白人化)がたびたび物議を醸してきたが、ワイティティ監督は過去のインタビューで、原作により忠実な設定でアジア人俳優陣をキャスティングしたいと語っていたという。
現在、キャストは明らかになっていない。どんな俳優陣が集結するのか、続報が楽しみだ。