『コブラ』、シルヴェスター・スタローンがドラマシリーズ化を企画

ハリウッドの大御所俳優シルヴェスター・スタローンが、現地時間25日に閉幕した第72回カンヌ国際映画祭に出席。スタローンをゲストに招いた特別イベント「Rendezvous with Stallone」で、1986年の主演映画『コブラ』のドラマ構想を明かしたという。
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Q&Aで観客からさまざまな質問を受けたというスタローン。Deadlineによると、『コブラ』について振り返るリクエストを受け、「ブルース・スプリングスティーンが銃を持ったら? を描いたような作品だ。ロックンロールとドラマが融合した作品だった。あのキャラクターはすごくクールだったから、シリーズ化されてもおかしくなかった」とコメントしたという。
「でも俺がヘマをした。私生活が妨げになってしまったんだ」と、シリーズ化が実現しなかった理由を説明した。だが、野望はまだあるようだ。「ストリーミング用のテレビシリーズ化で復活させようと頑張ってるよ」とスタローン。「ゾンビ班を登場させる。俺はもうとっくにいないが、すばらしいアイデアだと思う」と続けている。
ドラマ企画について、それ以上の詳細は不明。『コブラ』は殺人鬼の集団と、事件を目撃した女性の警護にあたる刑事コブラの攻防を描くが、ゾンビ班とはコブラことコブレッティ刑事が属するロス市警の特捜班の名称だ。コブラを登場させる予定はないようだが、ゾンビ班の活躍を描くことになりそうなドラマ版が実現するか、今後の続報に注目だ。