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ジョーカー役のため24kg減量したホアキン・フェニックス 共演者も役者魂に驚がく

映画

映画『ジョーカー』場面写真
映画『ジョーカー』場面写真(C) 2019 Warner Bros.Ent.All Rights Reserved” “TM &(C) DC Comics”

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ホアキン・フェニックス

トッド・フィリップス

 第76回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞を受賞した映画『ジョーカー』より、主人公アーサーを演じるホアキン・フェニックスと共演者、監督のコメントが到着。ホアキンがジョーカーになるまでのエピソードが明かされた。

【写真】『ジョーカー』フォトギャラリー

 『バットマン』シリーズの悪役ジョーカーの誕生秘話を描く本作は、孤独だが心優しかった男が“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いていく。

 これまでアカデミー賞に3度ノミネートされているホアキン。徹底した役作りで知られ、近年の出演作『ビューティフル・デイ』(2018)では、元海兵隊員という設定のため2カ月かけて脂肪も筋肉も蓄えタフガイへと変貌し、見事カンヌ国際映画祭男優賞を受賞した。

 一方、本作の役作りでは24キロの減量を実施し、病気説が囁かれるほどに。

 アーサーの母親に扮したベテラン女優のフランセス・コンロイは、「ホアキンは24時間“役”のままだった。素の自分を捨て、ひたすらシーンの中の現実を生きていたの。私が知っているのは、アーサーであって、ホアキンじゃないのかもしれない」とそのストイックな姿勢に敬服している。

 そんなホアキンが演じたアーサー=ジョーカーというキャラクターはどのようにして形作られたのか。ホアキンをイメージして脚本を書いたというフィリップス監督は、撮影が始まる6ヵ月前から相談をはじめ、「撮影前はホアキンの家で、撮影が始まっても話は止まらず、撮影最終日まで、2人で話す中で、新たな発見がありました」とキャラクターを探求し続けたと説明。ホアキンもまた「僕は休みなく映画のことを考え続けるタイプなんだ。撮影が終わって家に帰ってからも、電話やメールでトッドに連絡して話し合った」と、現場で監督と別れた後も“連絡攻め”にして作品やキャラクターについて話し合ったことを明かしている。

 「ジョーカー」というキャラクターについて、ホアキンは「ピーター・パーカーは、叔父を目の前で殺され、その瞬間スパイダーマンになると決意した。彼の動機は何なのか、彼が何に対して立ち向かっているかは、とても明確だ。でも、アーサーがジョーカーになる1つの明らかな理由は無い。役者としては恐ろしいことだ。そのキャラクターを定義するはっきりとした瞬間が無いんだ。でも僕にとっては、それが最もエキサイティングだった」と、理解不能なキャラクターだからこそ役者魂に火が付いたと告白。

 フィリップス監督もホアキンの言葉に同意し、「アーサーがジョーカーに変貌していくのが、ゆっくりと進んでいく。“ここでそれが起きた”という明確な1つは無くて、ジョーカーはひっそりと忍び寄ってくるんだ。それを見事に表現したホアキンは素晴らしいよ」と、いかにアーサーという役を表現するのが難しいかを語っている。

 映画『ジョーカー』は10月4日より日米同時公開。

映画『ジョーカー』予告編

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