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モトーラ世理奈、役への向き合い方明かす「ちょっとずつ近づいていきました」

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映画『風の電話』トークイベントに登場したモトーラ世理奈
映画『風の電話』トークイベントに登場したモトーラ世理奈 クランクイン!

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渡辺真起子

 女優のモトーラ世理奈と渡辺真起子が31日、都内で開催された映画『風の電話』トークイベントに出席。本作で主演を務めたモトーラが役への向き合い方や想いを語った。

【写真】『風の電話』主演・モトーラ世理奈&渡辺真起子 『風の電話』トークイベントに登場

 本作は、諏訪敦彦監督がメガホンを取り、東日本大震災で家族を失った少女・ハル(モトーラ)の再生の旅を描いた人間ドラマ。今は亡き大切な人と思いを繋ぐ電話として、岩手県大槌町に実在する「風の電話」がモチーフになっている。渡辺は、広島に住むハルの伯母・広子を演じる。

 最初に会ったのは衣装合わせだったという2人。渡辺はそのときのモトーラの印象を「ごあいさつして、ほぼしゃべらない(笑)。でも楽しそうにいるな、って」と明かした。モトーラは「話しやすそうでやさしい」とにっこり。広島では監督と一緒にお好み焼きを食べに行ったとエピソードを明かした。

 役を抜きにして、「風の電話」を使用するとしたら、誰に電話をするかという質問に渡辺は「泣いちゃうんだけど、やっぱりお母さん」と涙声で回答。「母との別れがずっと強く自分の中にあって、ずっとどこにいるのかな、って、そばにいるのかな、って思ってた時間があったんですね。素直にやっぱりお母さんと話してみたいなって」と母への想いを打ち明けた。モトーラも「ひいおばあちゃん」と答え、「元気?って」と想いを馳せた。

 ハルを演じるにあたっていろいろなことを考えたというモトーラ。「誰かになる、っていうよりも、ハルちゃんになろう、って思った」と役への想いを吐露し「ハルが住んでいる伯母さんの家に行ってみて、そこがどういう匂いなのかとか、自分が感じながら、ちょっとずつハルちゃんに近づいていきました」と振り返った。

 ベルリン国際映画祭に出品が決定している同作。モトーラは、日本人は「風の電話」というシステムがすんなりと受け入れられるが、海外ではそれが理解しにくい人もいるのではないかと推測。さらに「悲しいとか、寂しいとか、そういう気持ちは世界の人たち同じだと思うから、どんなふうに感じてもらえるのかなっていうのは気になります」と語った。

 『風の電話』は全国公開中。

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