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『ジュディ 虹の彼方に』LGBTQから絶大な支持!ファンのカップルとの心温まる交流シーン解禁

映画

映画『ジュディ 虹の彼方に』新場面写真
映画『ジュディ 虹の彼方に』新場面写真(C)Pathe Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019

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ジュディ・ガーランド

ダニエル・セルケイラ

アンディ・ナイマン

 映画『オズの魔法使い』(1939)で17歳にして一躍スターになった伝説のミュージカル女優で、今もなお「ゲイのアイコン」としてLGBTQから絶大に支持されていることでも知られるジュディ・ガーランドの秘話を描く映画『ジュディ 虹の彼方に』より、本編映像が解禁。ジュディとファンのゲイカップルとの心温まる交流シーンを収めている。

【写真】レネー・ゼルウィガー入魂の演技! 『ジュディ 虹の彼方に』フォトギャラリー

 伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが、47歳の若さで世を去る半年前、再起をかけて挑んだ1968年冬のロンドン公演の日々を鮮烈に描く本作。ジュディを演じた女優のレネー・ゼルウィガーは、歌や訛り、声色からパフォーマンスまでジュディのすべてをマスターした圧巻の表現力が絶賛され、第92回アカデミー賞で主演女優賞を獲得した。

 そんなレネー自身も大ファンだというジュディについて知られているのが、彼女が今なお「ゲイのアイコン」としてLGBTQの絶大な支持を集めていること。LGBTQの象徴であるレインボーフラッグは、彼女が『オズの魔法使』以来、歌い続けた楽曲「Over the Rainbow」が由来という説もあるほど。

 本作では、ジュディを支える非常に重要な役どころで、一組のゲイカップルが登場する。アンディ・ナイマンとダニエル・セルケイラが演じるこのカップルは、ジュディのファンが世界中にいたこと、特にLGBTQのファンが多かったことを体現するキャラクターだ。

 ロンドンでのジュディのパフォーマンスは絶賛されるが、彼女は日に日に疲労困憊し、子供たちから離れていることでさらに孤独感に苛まれていく。そんなある夜ショーを終えたジュディは、彼女のサインをもらおうと出待ちする、スタン(ダニエル)とダン(アンディ)という熱烈なファンに遭遇。ジュディはなんと自ら彼らを夕食に誘うが、なかなかレストランが見つからず、自宅で彼らがジュディに手作り料理をごちそうするという、心温まるシーンが展開される。


(C)Pathe Productions Limited and British Broadcasting Corporation 2019

 今回解禁された本編映像は、スタンとダンの家に招かれたジュディが、彼らと会話するシーン。くつろいだ表情のジュディは「いつもありがとう。客席におふたりの姿が見えると、味方がいるって思うの」と感謝する。しかし、スタンがかつて同性愛者であるために服役し、ジュディのコンサートに行けなかったことがあると聞くと、彼女は「世間は追い回したがる。自分たちと違う人間が気に食わないのよ」と語り、最後には「クソくらえ」と強烈な一言。弱い者に寄り添う優しさと、理不尽をはねのけようとするたくましいジュディの姿を確認できる印象的なシーンとなっている。

 脚本のトム・エッジが生み出したスタンとダンというキャラクターは、ロンドンでのジュディの体験をどう具体化するか、また観客の目から見たジュディをどう表現するかという話し合いの中で誕生した。監督のルパート・グールドは、そのことについて「素晴らしいアイデアだよね」と絶賛しながら、「ゲイの人たちは、普通の生活をすることが許されていなかった。だから、興味深いことに、自分と子供達が普通の生活を送れるようになることを求めていたジュディと似ているんだよ」と彼女との類似点に言及している。

 また、プロデューサーのデヴィッド・リヴィングストーンは「スタンとダンは、映画のハイライトのひとつ」と語り、「2人はユーモアと愛と魔法をもたらしてくれる。2人がいるからアイコンとしてのジュディの役が理解できるし、2人はジュディのファンから溢れ出てくる愛を体現しているんだよ」と説明している。

 映画『ジュディ 虹の彼方に』は3月6日より全国公開。

映画『ジュディ 虹の彼方に』本編<ファンとの交流シーン>

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