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山崎賢人&松岡茉優『劇場』7.17公開&配信決定 ポン・ジュノ監督から絶賛コメントも

映画

 公開延期となっていた行定勲監督の最新作『劇場』が、7月17日より全国のミニシアターを中心とした劇場20館にて公開されることが決まった。また、同日よりAmazon Prime Videoにて全世界独占配信も開始する。実写邦画が劇場公開と同時に定額制動画配信サービス上で配信されるのは、日本のAmazon Prime Videoで初の試み。

【写真】“笑顔”と“孤独”…2つの側面が垣間見れる『劇場』場面写真

 俳優の山崎賢人が主演を務め、女優の松岡茉優が共演する本作は、又吉直樹が芥川賞受賞作品の『火花』より前に書き始めていた、作家の原点とも言える同名の恋愛小説(新潮社)を映画化。主人公の不器用な劇作家・永田を山崎が、彼に恋をして必死に支えようとする沙希を松岡が演じ、恋愛における幸せと背中合わせのどうしようもない葛藤や矛盾を描き出す。

 行定監督は「本作は公開直前に緊急事態宣言が出され延期を余儀なくされました。その後、延期を決めたものの思い通りの再公開の状況が作れないという問題に直面していたところに、Amazonから声をかけて頂きました。しかも公開と配信を同時にという私の希望を叶える形で。これはコロナ禍において私の作った映画がより観客に届くことを最優先させた結果です」とコメント。

 原作者の又吉は「『劇場』は題名の通り、劇場を表現の場として演劇に青春を捧げる若者の物語であると同時に、小さな部屋を舞台とした恋人との日常の物語でもあります。『劇場』も『部屋』も自分にとって、あらゆるものが剥きだしになる特別な場所です。映画館でご覧いただきたいのはもちろんですが、皆さんの日常に近い場所でも、この映画がどのように響くのかとても楽しみです」としている。

 また、韓国のポン・ジュノ監督から本作を絶賛するコメントも到着した。同監督は「個人的に親しい韓国の演劇人夫婦の実話を、そして私自身の助監督時代を回想させる作品でした。そのような意味でより一層面白く感じられる映画でした」とした上、「薄氷の上を一緒に歩いているかのような心もとない愛の物語、そんな愛だからこそより切ない物語、しかし最後まで壊れることのない愛の物語だと思います。一方で、この作品は成長と克服に関する物語でもあると思います。はてしなく長く、終わりの見えないある時期を乗り越えていく物語ですが、青春期の男女の感情の繊細な調律師である行定監督ならではの熟練した、老練な腕前(力量)を再確認させてくれる作品でした」とコメントしている。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

 映画『劇場』は7月17日より全国公開、Amazon Prime Videoにて独占配信。

映画『劇場』予告

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