劇場版『鬼滅の刃』主題歌はLiSA×梶浦由記「炎」 本予告で音源初公開
10月16日に公開される『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌が、LiSAによる「炎(ほむら)」に決定。併せて、「炎」の音源が収録された本予告とポスタービジュアルが公開された。
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『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は、シリーズ累計発行部数8000万部を突破した吾峠呼世晴の漫画『鬼滅の刃』が原作。2019年にテレビアニメ化を果たすと、人と鬼との切ない物語に躍動感あふれる映像で描かれる鬼気迫る剣戟、時折コミカルに描かれるキャラクターたちが人気を呼び、社会現象を起こした。
テレビアニメ“竈門炭治郎 立志編”最終話「新たなる任務」からつながる物語が描かれる劇場版では、“無限列車”に乗り込んだ主人公・竈門炭治郎とその仲間たちが、過去最強の敵・魘夢(えんむ)と戦いを繰り広げる。
LiSAによる主題歌「炎」は、ABEMAアニメチャンネルにて2日21時に独占配信された『鬼滅テレビ 無限列車編 新情報&主題歌発表スペシャル』で発表。テレビアニメのエンディングテーマ「from the edge」も手掛けた梶浦由記が作曲し、LiSAと梶浦由記の共同で作詞された楽曲は、聞き手を本作の世界へ誘うLiSAの力強い歌声によるバラードに仕上がっている。
主題歌「炎」が流れる本予告映像では、「夢を見ながら死ねるなんて、幸せだよね」と言い放つ魘夢と、亡くなったはずの兄弟・花子と茂との再会を果たす炭治郎が登場。主題歌が流れる後半では、何かを察知して「起きろ、攻撃されてる!」と自分を鼓舞し、走り続ける無限列車の上での炭治郎と魘夢の戦いが展開する。
併せて公開されたポスタービジュアルにも、余裕の笑みを浮かべる魘夢に歯を食いしばりながら技を繰り出す炭治郎が描かれ、本作での2人の死闘を予感させられる。
LiSAは、「無限列車編は、原作の中で私自身最も好きなお話なので、一層思い入れの強い楽曲になりました」と明かし、「悲しみを抱えながらも心に炎を灯して、物語の皆が、そして同じように悲しみを持った皆様が強く前に進んでいけますように」とコメント。
梶浦は、「ドラマチックなエピソードに溢れた鬼滅の刃の中でも、この無限列車編のストーリーは個人的にも印象が強く、私も作品の完成を心待ちにしております」とメッセージを寄せた。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は10月16日より全国公開。