ジャッキー・チェン、同じ誕生日の監督と運命の出会い “最強タッグ”9作目で長年の“夢”に初チャレンジ
映画
関連 :
俳優ジャッキー・チェンの主演最新作『プロジェクトV』より、ジャッキーとスタンリー・トン監督のコメントが到着した。誕生日が同じ4月7日で幾度もタッグを組んできた2人が、本作の見どころや互いへの強い信頼、そして後進の育成への思いなどを語っている。また、監督が長年撮影したいと願っていた“夢”のシーンへの初チャレンジについても明かしている。
【写真】スタンリー・トン監督らも出席した『プロジェクトV』中国プレミアの様子、過去の写真も
本作は、ロンドン、アフリカ、ドバイなど世界各国を舞台に、危機に立ち向かう国際保安警備会社“ヴァンガード”を描くアクション作品。ある実業家と娘の護衛保護というミッションを受けた“ヴァンガード”が、任務遂行中に2人を誘拐され、さらに巨大な組織の陰謀に巻き込まれていく。劇中でジャッキーが演じるのは、“ヴァンガード”のリーダー。メガホンをとったのは、『ポリス・ストーリー3』（1992）、『レッド・ブロンクス』（1995）、『THE MYTH／神話』（2005）などでタッグを組んだ盟友スタンリー・トン監督。
スタンリー・トン監督＆ジャッキー・チェン、2005年開催のトロント国際映画祭での映画『THE MYTH／神話』プレミアにて （C）AFLO
2019年にトン監督は、映画生活40周年、ジャッキーとの初共演から30周年という節目を迎えた。2人ともスタントマンとしてスタートし、俳優、監督、アクション監督として長きにわたり活躍。今やトン監督はジャッキーの人柄だけでなく、彼が好むストーリーやアクションの振り付けのスタイルも熟知するなど、以心伝心の間柄だという。
『ポリス・ストーリー3』で初めてタッグを組んだ当時、トン監督はジャッキーの誕生日パーティーに招待された。ジャッキーから教えられたパーティーの日付は、なんとトン監督自身の誕生日である4月7日。会場に着くと、そこには2つのバースデーケーキがあり、ジャッキーから「私達の誕生日が同じだってこと、知らないと思ってた？」と言われたという。この運命の出会いから2人は、強い信頼関係と共に次々と名作を生み出し続け、自他ともに認める“最強”コンビとなった。
そんな彼らが、実に9回目となるタッグを組んで作り上げたのが『プロジェクトV』。アメリカ、ロシア、中国などでは 1000を超えるスクリーンが用意され、イギリス、インド、韓国、シンガポール、マレーシア、アラブ首長国連邦など異例の全世界規模での拡大公開が実現。各国でオープニング興行収入第1位を記録し、現在2020年公開作品世界第13位（Box Office Mojo 12月31日調べ）、全世界TOP15入りは『ベスト・キッド』以来10年ぶりの快挙となる。
作品についてトン監督は「ロンドン、ドバイ、アフリカ、インド、そして中国の北京で撮影されました。私のキャリアの中で最大の予算を使った作品であり、また最も撮影が困難だった作品です。観客の皆さんにこの作品をお見せできることがとても嬉しく、興奮します」とコメント。
スタンリー・トン監督＆ジャッキー・チェンの最強タッグ9作目の映画『プロジェクトV』 （C）2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO．LTD ALLRIGHTS RESRVED
ジャッキーは、本作への出演を決めた理由について「プロットに惹かれて参加したいと思った。それから、友人のスタンリー・トンとの作品づくりは、いつも素晴らしい経験になる。スタンリーから今回の作品のことや、彼が監督を手がけることを聞いて、すぐに参加を決めたんだ」と明かす。
続けて「スタンリーは、ぼくのことをよく分かっていて、ぼくがどんなプロットやアクションに惹かれるか知っているんだよね。お互いのことをよく理解しているから、どっちかが話し始めると、話し終える前に相手の言いたいことが分かる。たとえば、スタンリーがカメラを準備している様子をみて、ぼくはそのシーンがどういうふうに撮影されるのか分かるんだ。常にお互いに正直な関係とも言えるかな。たとえば、ぼくは気に入らないところがあれば、すぐにスタンリーに伝えるようにしてる。ぼくが太れば、スタンリーは痩せるように言ってくるだろうね！ ぼくに何かを強要できる人はほとんどいないけど、スタンリーなら難しいスタントも挑戦してくれって言うと思う」と語り、トン監督との強い信頼関係をにじませた。
この記事の写真を見る
関連記事
-
Yahoo!検索で詳しく調べる
-
あわせて読みたい
最新ニュース
-
[ADVERTISEMENT]
-
[ADVERTISEMENT]
-
X
-
Instagram
