ジャッキー・チェン、同じ誕生日の監督と運命の出会い “最強タッグ”9作目で長年の“夢”に初チャレンジ
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最新作『プロジェクトV』で、トン監督いちおしの見どころが、自身が長年撮影したいと願っていた急流での戦闘・追跡シーン。アフリカ最大の滝であるヴィクトリアの滝で撮影された同シーンについてトン監督は「このような危険なシーンを撮影するたびに、私はいつも心配になりますが、作品の水準を上げ観客に最高の体験をしてもらうためには、CG無しで撮影するのが最善なのです。観客に最高の視覚体験を提供するために、通常のジャッキー・チェンのアクションとは別に、新しい兵器やテクノロジーも導入しました」と自身の信念に基づきつつも、最新の技術は惜しみなく取り入れて最高のアクションシーンを作り上げたと語った。
スタンリー・トン監督＆ジャッキー・チェンの最強タッグ9作目の映画『プロジェクトV』 （C）2020 SHANGHAI LIX ENTERTAINMENT CO．LTD ALLRIGHTS RESRVED
また、アクションへの強いこだわりで結ばれた2人は、若手へ継承していこうとする意志も持っている。何十年にもわたって培ってきた経験を継承するため、新世代の俳優と一緒に仕事をすることを好む彼らは、本作で、ヤン・ヤン、アレン、ムチミヤ、シュ・ルオハン、ジュー・ジャンティンなど新進気鋭の俳優たちを育成。ジャッキーの代表的なアクション技を一人一人に割り当て、若いスターたちはそれに準備万端で応え、本作を作り上げた。
こうした後進の育成への思いについて、ジャッキーは「『プロジェクトV』で演じたタンと同じように、ぼくは役者たちにスタントやアクションシーンでの動きを教えている。今回だけじゃなくて、参加した全ての作品でそうするようにしているんだ。自分の知識や経験を若いこれからの世代に伝えていきたい。ジャッキー・チェン・スタント・チーム（JC Stunt Team）を育てるのも同じ想いからなんだ。そういう瞬間に、『プロジェクトV』のタンと自分の共通点を感じる」と熱く語っている。
新世代俳優のパワーも加わった最強コンビの最新作にして、ジャッキー映画の集大成でもある本作。どのような仕上がりとなっているのか、迫力のスクリーンで確かめたい。
映画『プロジェクトV』は5月7日より全国公開。
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