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“ある日、ひとりのユウ君が母親に殺された―” 魂を揺さぶる『明日の食卓』本予告

映画

 女優の菅野美穂が主演を務め、高畑充希、尾野真千子が共演する映画『明日の食卓』より、本予告映像と本ビジュアルが解禁された。

【動画】追いつめられる母親たち 『明日の食卓』本予告

 椰月美智子による同名小説を映画化する本作は、同じ「石橋ユウ」という名前の男の子を育てる3人の母親たちを通して、どこにでもある家庭の光と闇を描くドラマ。子を持つ親なら誰もが直面する社会問題を取り上げながら、ラストには希望の光を描き出すエンターテインメント作品だ。監督は社会派エンターテインメントの旗手、瀬々敬久が務める。

 『ジーン・ワルツ』(2011)以来10年ぶりの映画主演となる菅野が、フリーライターで2人の息子を育てる石橋留美子役に挑み、やんちゃ盛りの息子たちを育てながら仕事復帰を目指す母親をパワフルに演じる。また、シングルマザーで大阪に暮らす石橋加奈役には高畑。若くして子どもを産み、日々パートの仕事を掛け持ち、時間に追われながらも息子のためにけなげに生きる姿を演じる。そして年下の夫と優等生の息子に囲まれ、一見何不自由なく幸せを手に入れている石橋あすみ役を尾野が演じている。

 予告映像は、43歳のフリーライター・石橋留美子(菅野)、30歳のシングルマザー・石橋加奈(高畑)、36歳の専業主婦・石橋あすみ(尾野)の3人が、それぞれ同じ「ユウ」という名前の10歳の息子を育てる平和な日常から始まる。しかし、「それぞれが幸せだったある日、ひとりのユウ君が母親に殺された―」というナレーションから状況は一変、衝撃の展開となっていく。

 子育てや家事に非協力的な夫に対し「協力し合おうって思えないの?」と問い詰める留美子。「僕はいい子じゃない!お母さんもいいお母さんじゃない!」と言い放つあすみの息子の優(柴崎楓雅)。加奈に対し「僕のことはもう嫌いなんや!」と叫ぶ息子の勇(阿久津慶人)。それぞれのリアルな姿を捉えた魂を揺さぶられるシーンが次々と映し出されていき、最後は、鬼気迫る表情を見せる3人の母親たちのアップ映像で幕を閉じる。

 本ビジュアルは、菅野、高畑、尾野が演じる3人の母親たちが、微笑みながら上から覗き込んでいるかのように見える姿を捉えたもの。一見、光に包まれた幸せな雰囲気に見えるものの、真ん中には「息子を殺したのは、私ですか―?」という衝撃的なコピーが添えられており、母親たちの波乱の運命を予感させるビジュアルとなっている。

 また今回、本作の主題歌が、瀬々監督作『菊とギロチン』(2018)で大杉栄役を演じた小木戸利光が実弟の小木戸寛と組むバンド、tokyo blue weepsの「Motherland」であることも発表された。

 映画『明日の食卓』は5月28日全国公開。

映画『明日の食卓』本予告

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