『プロミシング・ヤング・ウーマン』7.9より東京・大阪で先行公開
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本年度アカデミー賞で脚本賞を受賞、主要5部門のノミネートを果たした映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』が、7月16日の全国公開に先立ち、東京・TOHOシネマズ日比谷と大阪・TOHOシネマズ梅田にて7月9日から先行公開されることが決まった。
【写真】復讐に燃えるキャシー(キャリー・マリガン) 『プロミシング・ヤング・ウーマン』場面写真
女優のキャリー・マリガンが主演する本作は、“前途有望な若い女性”だったヒロインに起きた悲しい事件をきっかけに、スリリングな復讐劇とスウィートなラブストーリーが並行して描かれるジャンルレスな話題作。
監督・脚本は、本作で長編デビューを飾った女優としても活躍するエメラルド・フェネル。ロマンティック・コメディと復讐劇を融合させた独創的な自身の脚本で、第93回アカデミー賞にて脚本賞と監督賞のダブルノミネートを果たし、見事脚本賞を受賞した。
30歳を目前にしたキャシー(キャリー・マリガン)は、ある事件によって医大を中退し、カフェの店員として平凡な毎日を送る一方、夜ごとバーやクラブにひとりで繰り出し、泥酔したふりをして、自らに課したミッションを遂行していた。ある日、大学時代のクラスメートで現在は小児科医となったライアン(ボー・バーナム)がカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーに恋心を目覚めさせ、同時に地獄のような悪夢へと連れ戻す。そして、キャシーの親友の未来を奪った悲惨な事件に関わったすべての者への復讐心をも覚醒させることに…。
社会に蔓延るジェンダーバイアスを浮き彫りにし、多くの共感と激しい論争を巻き起こした本作。世界の評判、期待値、今を切り取った話題性の高さから、ロードショーより1週間前倒しでお披露目されることが決まった。その結末はネタバレは厳禁とされ、本国プレスでは、「復讐は鮮度が命。この映画を観たあとキャシーの計画をバラさないで下さいね。なぜなら、これは彼女が語るべきストーリーだから」とされている。
映画『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、東京・TOHOシネマズ日比谷と大阪・TOHOシネマズ梅田にて7月9日より先行公開。7月16日より全国公開。