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今夜放送! 金ロー『君の膵臓をたべたい』 監督が制作秘話&こだわり明かす

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劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』本ビジュアル

劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』本ビジュアル(C)住野よる/双葉社 (C)君の膵臓をたべたい アニメフィルムパートナーズ

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高杉真宙

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牛嶋新一郎

 劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』が、今夜の『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)で放送。

【写真】日常を精一杯生きる桜良と「僕」 『君の膵臓をたべたい』場面写真

 本作は、住野よるのデビュー作で累計300万部を超える同名小説(双葉社)を原作に、牛嶋新一郎監督がメガホンを取り劇場アニメ化された青春ストーリー。余命わずかの少女・山内桜良と、彼女の秘密を偶然知らされた「僕」が共に精一杯生きる日々を、アニメならではの優しいタッチで描く。

 主人公「僕」を演じたのは、本作が声優初挑戦となる高杉真宙。ヒロインの山内桜良役でLynnが共演する。アニメーション制作はスタジオヴォルン。

 彼女は言った。「君の膵臓をたべたい」。「僕」は、病院の待合室でクラスの人気者・山内桜良の日記帳『共病文庫』を拾う。日記の中身を目にした「僕」に、桜良は自分が膵臓の病気で余命いくばくもないことを告げる。それは、家族と医師以外でただひとり、秘密を共有する相手ができた瞬間だった。最期の日が訪れるまで、なるべくこれまでどおりの日常生活を送りながら、やりたいことをやり、精一杯人生を楽しもうとする桜良。そんな彼女の奔放な行動に振り回され、「僕」の心は少しずつ変化していく。

 本作で初監督を務めた牛嶋新一郎監督は、主人公とヒロインの対照的なキャラクター描写にこだわったという。「2人は『反対の人間』という点は押さえながら作りました。桜良が“動”ならば、『僕』は“静”。桜良は無駄の多い動きを、反対に『僕』には効率的な最短の動きをアニメーターの皆様にはお願いしました。また、背景も『僕』の部屋や図書館などは男性的な四角く重たいイメージでまとめ、桜良の部屋や小物は曲線の多い女性的なシンボルを散りばめ、性格だけではなくビジュアル面でも“反対”の要素を描くよう心がけました」と明かす。

 注目シーンについては、「『僕』と桜良の喋り方です。人と話すことが苦手な『僕』の話し方が終盤に向かって変わっていき、また桜良が本心から話すようになっていくにつれて声のトーンに変化が現れていきます。気づくとより二人により愛着が湧いてラストでぐっと心が掴まれると思います」とアピール。

 また、アフレコでは主題歌を担当したsumikaが飛び入り参加したことを明かし、「初めてとは思えないナチュラルな演技でほぼ一発OK。緊張の連続だった現場が一息つくような楽しい時間でした。どのキャラクターの声か探してみてください」とコメントしている。

 劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』は、7月23日21時より『金曜ロードショー』にて放送。

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