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暴かれるアメリカの闇 J・フォスター×B・カンバーバッチ『モーリタニアン』予告解禁

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映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』場面写真
映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』場面写真(C) 2020 EROS INTERNATIONAL,PLC.ALL RIGHTS RESERVED.

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ジョディ・フォスター

ベネディクト・カンバーバッチ

タハール・ラヒム

シャイリーン・ウッドリー

ケヴィン・マクドナルド

 女優のジョディ・フォスターや俳優のベネディクト・カンバーバッチらが出演する実話を基にした映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』より、アメリカの闇に迫る緊迫の予告編が解禁された。

【動画】アメリカ同時多発テロから20年 現代史の闇に隠れた真相が明らかに『モーリタニアン 黒塗りの記録』予告編

 本作は、9.11の首謀者の1人として拘束され、キューバのグアンタナモ米軍基地に収容されていたモハメドゥ・ウルド・スラヒの手記「モーリタニアン 黒塗りの記録」(河出文庫)を映画化した衝撃のドラマ。
 
 監督は、『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』(1999)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞したほか、『ラストキング・オブ・スコットランド』 『消されたヘッドライン』などを手掛けたケヴィン・マクドナルド。出演はジョディやベネディクトのほか、タハール・ラヒム、シャイリーン・ウッドリー。第78回ゴールデングローブ賞にて俳優部門2部門のノミネートを果たし、ジョディが助演女優賞を受賞した。

 2005年、弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ)はアフリカのモーリタニア出身、モハメドゥ・スラヒ(タハール)の弁護を引き受ける。彼は9.11の首謀者の1人として拘束されたが裁判は一度も開かれず、キューバのグアンタナモ収容所で地獄のような投獄生活を何年も送っていた。ナンシーは「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。

 時を同じくして、テロへの“正義の鉄槌”を望む政府から米軍に、モハメドゥを死刑判決に処せとの命が下り、スチュアート中佐(ベネディクト)が起訴を担当する。真相を明らかにして闘うべく、両サイドから綿密な調査が始まった。モハメドゥから届く手紙による“証言”の予測不能な展開に引き込まれていくナンシーだったが、再三の開示請求でようやく政府から届いた機密書類には、愕然とする供述が記されていた─。

 予告編は、ナンシー(ジョディ)と助手のテリー(シャイリーン)が、9.11同時多発テロの勧誘担当者だったといわれるモハメドゥ(タハール)が収監されているグアンタナモ収容所を訪ねるところから始まる。「3年間ただ拘束されてる。俺は無実だ」と訴えるモハメドゥの代理人になるナンシー。

 一方、テロの再発を恐れるアメリカ合衆国は、モハメドゥを必ず死刑にすることをスチュアート中佐(ベネディクト)に厳命。真実を明かすべく双方の闘いが始まる。しかし、政府から与えれた資料は多くが黒塗りで塗りつぶされ、全く真相が掴めない。政府が証拠の提示を拒んでいると疑うナンシーの助言により、モハメドゥはアメリカ合衆国を訴える。

 「私の知らないところで陰謀が動いている」と困惑するスチュアート。「まさか、合衆国が恐怖で私を支配するとは」とボロボロの姿でつぶやくモハメドゥ。「真実を知らないと弁護できない」とモハメドゥに訴えるナンシー。最後は「彼は容疑者じゃない。証人よ」と語るナンシーのセリフで幕を閉じる。果たして政府との激しい対決の果てに現れた衝撃の真実とは。そして暴かれたアメリカの闇とは。アメリカ同時多発テロから20年経った今、現代史の闇に隠れた真相が明らかになる。

 映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』は10月29日より全国公開。

映画『モーリタニアン 黒塗りの記録』予告編

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