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「俺はヴェノムだ」の言葉の意味とは――『モービウス』最新予告

映画

映画『モービウス』場面写真
映画『モービウス』場面写真(C) & TM 2020 MARVEL

 アカデミー賞受賞俳優ジャレッド・レトが主演する映画『モービウス』より、『ヴェノム』『スパイダーマン』とのリンクを強く感じさせる最新予告映像が公開された。

【動画】『モービウス』最新予告

 本作では、マーベル・コミックでスパイダーマンの宿敵として描かれるモービウスを、徹底した役作りで知られるジャレッド・レトが演じる。

 天才的な頭脳を持つ医師マイケル・モービウス。幼い頃から治療のすべがない血液の難病を患っていた彼は、自らの体に実験的な治療を施す。それはコウモリの血清を投与するという、危険すぎる治療法だった。そのまま姿を消したモービウスは、2ヵ月後、ロングアイランド沖に座礁したコンテナ船に突如現れる。病で痩せ細った姿から一変、顔には血色が戻り、隆起した筋肉が全身を覆っていた。さらに、超人的パワーとスピード、そして周囲の状況を瞬時に感知するバットレーダーや飛行能力を手にしたモービウスだが、同時に彼の中で、抑えきれない〝血への渇望“が生まれる。やがて彼の体にさらなる変異が起こり…。

 予告映像には、『ヴェノム』『スパイダーマン』とのリンクを色濃く感じさせるシーンが複数登場する。高層ビル群がそびえ建つニューヨークの街並みには、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』に登場する巨大軍需企業オズコープ社とみられるタワービルが映り込み、また治療後に姿を消していたモービウスが発見されたのもニューヨーク州ロングアイランド沖であることから、『スパイダーマン』の舞台であるニューヨークが本作にも登場することが分かる。

 さらに『ヴェノム』の舞台であるサンフランシスコで起こった大惨事について言及される場面や、『スパイダーマン:ホームカミング』で敵バルチャーを演じたマイケル・キートンがモービウスに対し、「先生、また会おう」と意味深に語りかけるシーンも。

 そして最も注目すべきは、ラストでモービウスから発せられる「俺はヴェノムだ」という言葉。直後に「冗談さ」と打ち消してはいるが、これはスパイダーマンの宿敵であるヴェノムとモービウスが同じ世界線に存在することを意味するのか―。

 映画『モービウス』は、2022年全国公開。

映画『モービウス』予告3

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