岸井ゆきの主演『やがて海へと届く』追加キャスト発表 杉野遥亮が浜辺美波の恋人役に

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女優の岸井ゆきのが主演を務め、浜辺美波が共演する映画『やがて海へと届く』の追加キャストとして、俳優の杉野遥亮らの出演が発表された。併せて場面写真が到着した。
【写真】『やがて海へと届く』場面写真
彩瀬まるの同名小説(講談社文庫)を映画化する本作は。突然消息を絶った親友の死を受け入れられずにいる主人公が、深い悲しみを抱えながらも前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。
主人公・真奈役の岸井は、自分にないものを持つ親友にひそかに憧れ、そんな彼女の死を受け入れられずにいる繊細な心の機微を、魂のこもった演技で表現。そして浜辺は、自由奔放で不思議な魅力を持つ真奈の親友すみれを存在感たっぷりに演じている。監督・脚本は、モスクワ映画祭で国際映画批評家連盟賞、ロシア映画批評家連盟特別表彰をダブル受賞した、『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』の中川龍太郎。
今回発表されたのは、岸井演じる主人公・真奈が、大学時代から12年間で出会う人物たちを演じる6人の追加キャスト。
浜辺演じるすみれの恋人・遠野を演じるのは、現在放送中のドラマ『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』(日本テレビ系)での好演が話題の杉野遥亮。真奈の同僚・国木田役には、『ワンダーウォール 劇場版』『花束みたいな恋をした』などに出演する中崎敏。また、すみれの母親・志都香を鶴田真由、東北で民宿を営む幸栄を中嶋朋子が演じるなど、実力派キャストが脇を固めた。
さらに、幸栄の娘を演じるのは、アイドルグループ・さくら学院を卒業し、塩田明彦監督作『麻希のいる世界』(1月29日公開)で映画初主演を務める新谷ゆづみ。そして、真奈の上司・楢原を、中川監督作常連の光石研が演じる。
解禁された場面写真には、真奈(岸井)やすみれ(浜辺)を囲む、今回発表されたキャスト陣ふんする人々の姿が収められている。
映画『やがて海へと届く』は、2022年春公開。