ドウェイン・ジョンソン、ヴィン・ディーゼルの『ワイスピ』復帰依頼を拒否
関連 :
今やハリウッドを代表する不仲セレブとなった、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルとドウェイン・ジョンソン。『ワイスピ』シリーズに出演しないと宣言したドウェインに対し、昨年11月、ヴィンがインスタグラムで出演を公開依頼していたが、これにドウェインが反応。改めて出演しない旨を明らかにした。
【写真】『ワイスピ』ポール・ウォーカーと並ぶドウェイン・ジョンソン、ヴィン・ディーゼル
2016年に『ワイルド・スピード ICE BREAK』を撮影中、ドウェインがヴィンをフェイスブックで非難して以来、確執が取り沙汰されている2人。シリーズはこの後、第10弾と第11弾でファイナルを迎えるが、出演しないと宣言しているドウェインに対し、昨年11月にヴィンがインスタグラムにドウェイン演じるホブスと自身が演じるドムが向かい合う写真を投稿。ネット上で出演を公開依頼して注目を集めていた。
CNNの取材に対し、ドウェインはヴィンの投稿について「すごく驚いた」とコメント。昨年9月に、シリーズに復帰しない旨をヴィンに直接、個人的に伝えていたこと、またユニバーサル映画の関係者にもその旨を伝え、理解を得ていることを明かした。
「キャストを今後もサポートするし、シリーズを応援すると言った言葉は、心から出たものだ。だけど、俺が復帰する可能性はない」と話している。
また、「ヴィンが行った公開出演依頼は、彼の小細工の良い見本だ」と痛烈に非難。11月のヴィンの投稿では、「世界が『ワイルド・スピード』のファイナルを待っている。知っての通り、オレの子どもたちはお前をドウェインおじさんと慕っている。毎年クリスマスには祝福しあっているじゃないか…機は熟した。レガシーが待っている」「数年前、パブロ(ポール・ウォーカーの愛称)への約束を果たすんだと話しただろう。ファイナルは、最高のものにすると誓ったんだ。それが『ワイルド・スピード10』なんだ!」と、ヴィンの子どもたちや、亡くなったポール・ウォーカーさんについて書かれていたことに触れ、「彼の子どもやポール・ウォーカーの死を引き合いに出すのは気に入らない」とコメントしている。
件の投稿で、「お前の役割は重要なんだ。ホブスは他の誰にも演れない。お前が立ち上がり、運命を全うすることを願っている」と熱いメッセージを送り、ドウェインに出演を懇願したヴィンだが、逆効果だったようだ。
2001年に第1弾が公開された『ワイルド・スピード』シリーズは、回を重ねるごとにスケールアップし、大ヒットシリーズへと成長。これまで9作品が公開されているほか、ドウェインとジェイソン・ステイサムがダブル主演を果たした『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』や、アニメシリーズなど、スピンオフ作品も展開。今後撮影が開始する第10弾と第11弾をもって完結することが発表されている。