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永島敏行
出身地:千葉県
生年月日:1956/10/21

永島敏行 出演映画作品

  • 信虎

    信虎

    制作年:2021年11月12日(金)公開

    武田信玄生誕500年、こうふ開府500年を記念して製作した時代劇。武田信玄の父、信虎が、武田家の存亡をかけて知略を巡らし、勝頼の暴走を止めようとする様を描く。、『平成ガメラ』シリーズの金子修介が監督を務め、寺田農が主演を演じた。また、『天と地と』で上杉謙信を演じた榎木孝明が、再び上杉謙信を演じる他、渡辺裕之らが共演する。

  • 美しき誘惑-現代の「画皮」-

    美しき誘惑-現代の「画皮」-

    制作年:2021年5月14日(金)公開

    宗教家の大川隆法が製作総指揮と原作を手がけた、“九尾の狐”の伝説がモチーフの恋愛ミステリー。九尾の狐に取りつかれた妖魔の女性と、彼女に魅入られ惑わされていく男の運命を描く。本作が映画デビューとなる長谷川奈央、市原綾真がW主演を務める他、芦川よしみ、モロ師岡、矢部美穂らが出演。『夜明けを信じて。』の赤羽博がメガホンを取る。

  • 種まく旅人~華蓮のかがやき~

    種まく旅人~華蓮のかがやき~

    制作年:2021年4月2日(金)公開

    日本人の食を支える第一次産業を応援するためにスタートした『種まく旅人』シリーズの第4弾。石川県金沢市の伝統野菜である“加賀れんこん”にスポットを当て、畑の後継ぎ問題に直面する銀行マンらのドラマが展開していく。シリーズ2作目に続き、栗山千明が農林水産省の神野恵子役で主演を務め、平岡祐太、綿引勝彦、大久保麻梨子らが共演する。

  • 動乱〈4Kデジタルリマスター版〉

    動乱〈4Kデジタルリマスター版〉

    制作年:2020年11月6日(金)公開

    日本を代表するスター、高倉健と吉永小百合が初共演を果たしたことで当時大きな話題を集めた、歴史ドラマ。五・一五事件から二・二六事件までという混迷の昭和初期を背景に、寡黙で実直な青年将校と、その妻が貫いた愛を“海峡を渡る愛”“雪降り止まず”の2部構成で描き出す。監督は『日本沈没』や『八甲田山』などで知られる名匠、森谷司郎。

  • みをつくし料理帖

    みをつくし料理帖

    制作年:2020年10月16日(金)公開

    ベストセラーとなり、TVドラマ化されたことでも知られる高田郁の時代小説を映画化。『犬神家の一族』以来プロデューサーとして活躍し、『笑う警官』などの監督作もある角川春樹がメガホンを取り、荒波に揉まれる女性たちの友情の物語を紡ぎ出す。ドラマ『この世界の片隅に』の松本穂香と『半分、青い。』の奈緒という注目の女優が共演する。

  • 糸

    制作年:2020年8月21日(金)公開

    中島みゆきの名曲『糸』をモチーフにしたラブストーリー。平成元年生まれの男女を主人公に、ふたりの18年間にわたる運命的な愛の軌跡を映し出す。ダブル主演を務めるのは、これが3度目の共演となる菅田将暉と小松菜奈。名匠・瀬々敬久監督が平成史を背景にした壮大なスケールの物語を、北海道、東京、沖縄、シンガポールを舞台に紡ぎ出す。

  • 北の桜守

    北の桜守

    制作年:2018年3月10日(土)公開

    『おくりびと』『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』の滝田洋二郎監督が、吉永小百合を主演に迎えた感動の人間ドラマ。北海道を舞台にした『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”の最終章で、ソ連の侵攻により樺太から網走へと渡った母と息子が、貧しくも懸命に生き抜く姿を描く。堺雅人、阿部寛、佐藤浩市ら豪華キャストが集結。

  • 種まく旅人~夢のつぎ木~

    種まく旅人~夢のつぎ木~

    制作年:2016年11月5日(土)公開

    日本の食を支える人々にスポットを当てたヒューマン・ドラマ『種まく旅人』シリーズの第3弾。岡山県赤磐市を舞台に、高梨臨演じる桃の新種作りに挑む農家の長女と、斎藤工演じる都会からやって来た農林水産省のエリート官僚が、地元の人々に支えられながら夢のために奮闘する姿を描く。『ツレがうつになりまして。』の佐々部清が監督を務める。

  • 海難1890

    海難1890

    制作年:2015年12月5日(土)公開

    1890年に和歌山県串本町の沖合で発生したトルコ使節団を乗せた軍艦エルトゥールル号の遭難事件を題材に、暴風で荒れた海に投げ出されたトルコ人たちと、彼らを助けるべく献身的な救助と処置を行った村人たちの友情のドラマを描く。前作『利休にたずねよ』がモントリオール世界映画祭で最優秀芸術貢献賞に輝いた田中光敏がメガホンを執る。

  • 愛を語れば変態ですか

    愛を語れば変態ですか

    制作年:2015年11月28日(土)公開

    演劇界の鬼才として注目を集める福原充則が、かつて手がけた舞台『キング・オブ・心中』を自らの手で映画化。何が起きてもおかしくない今の世の中を背景に、世界中を幸せにするために立ち上がった女性の驚きの行動がユーモアたっぷりの語り口で描かれる。異色のヒロインを体現してみせる『ドライブイン蒲生』『きみはいい子』の黒川芽以に注目だ。

  • 種まく旅人~くにうみの郷~

    制作年:2015年5月30日(土)公開

    日本の“食“を支える第一次産業にスポットを当て、それに従事する人々の物語を紡いだ人間ドラマ。農業と漁業、それぞれに携わる兄弟の葛藤や、女性農林水産省官僚との交流を描きながら、高齢化問題によって衰退しつつあるその現実を見つめる。『小川の辺』の篠原哲雄が監督を務め、淡路島の自然や行事を見つめながらリアルな物語を演出する。

  • 種まく旅人~みのりの茶~

    種まく旅人~みのりの茶~

    制作年:2012年3月17日(土)公開

    『ふたたび swing me again』の塩屋俊監督が、日本の農業の姿を描く感動のヒューマン・ドラマ。畑仕事をしたことないヒロインが身分を隠している農林水産省の役人と共に祖父の有機緑茶農家を救うため奮闘する姿を描く。ヒロインを田中麗奈が、そして彼女をサポートする役人を陣内孝則が熱演。豪華な共演陣や風光明媚な景色にも注目したい。

  • ゴールデンスランバー〈2009年〉

    ゴールデンスランバー〈2009年〉

    制作年:2010年1月30日(土)公開

    伊坂幸太郎の最高傑作とも呼ばれる小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』の中村義洋監督が映画化。『ジャージの二人』『ジェネラル・ルージュの凱旋』で中村監督と絶妙なコンビネーションを見せた堺雅人を主演に迎え、伊坂作品ではお馴染みの仙台を舞台に、首相暗殺犯に仕立てあげられた男の逃亡劇がスリリングに展開していく。

  • 手のひらの幸せ

    制作年:2010年1月23日(土)公開

    実力派シンガー、布施明が書き下ろし、自身の歌手40周年記念ライブで朗読したところ大反響を呼んだ童話「この手のひらほどの幸せ」をもとにしたヒューマン・ドラマ。昭和30~40年代を舞台に、度重なる不幸にもめげないで生きる兄弟の深い絆を描く。話題のTVドラマや映画への出演が続く若手実力派俳優、浅利陽介が映画初主演を務めている。

  • わたし出すわ

    制作年:2009年10月31日(土)公開

    『サウスバウンド』や『椿三十郎』など、次々に話題作を発表し続ける森田芳光監督が、久々に原作も手がけるオリジナル最新作。莫大な財産を手に東京から故郷に戻ってきた女・摩耶。再会した元・同級生たちの夢や希望のために「わたし出すわ」と次々と金を投じていく彼女の真意とは?森田監督作品初出演となる小雪が主人公・山吹摩耶を演じる。

  • 出口のない海

    制作年:2006年9月16日(土)公開

    大ヒットした『半落ち』の監督・佐々部清と原作者・横山秀夫、そして『たそがれ清兵衛』の山田洋次監督が脚本で参加と、豪華な布陣で贈る太平洋戦争ドラマ。人間魚雷に乗り込んだ特攻兵の視点から戦争や生きることの意味を問いかける。

  • 渋谷物語

    制作年:2005年3月5日(土)公開

    海軍特攻隊の生き残りとして戦後の東京に復員し、強靭な精神力で裏社会に君臨していった男、安藤昇を描いたドラマ。安藤作品10本目となる梶間俊一監督が、昭和アンダーグラウンドの戦後史を活写。徹底した時代考証にもとづいて再現された昭和初期の闇市など、本格的なセットにも注目を。

  • おにぎり・ARCADIA物語

    制作年:2004年4月17日(土)公開

    「親分はイエス様」で知られる斎藤耕一監督が、“米“をテーマにして撮り上げたコミカルな人間ドラマ。都会から、とある農村に逃げてきた若い男女。彼らは“大日本生き残り隊“と名乗る農業に従事する人々との出会いを通じて、生きる意味を知る。そんな人間愛にあふれた物語が、雄大な山形県の自然をバックに、温かい視点でゆっくりと綴られていく佳作だ。東京から逃げ出してきた若いカップルの慎二と友美。行くあてのない二人は、とある農家に転がり込んだ。そこの主人、篤郎は、ワケありな人達とともに“大日本生き残り隊“を結成して、農業に従事して明るく暮らしている男だった。

  • 姐御/ANEGO〈2002年〉

    制作年:2003年1月11日(土)公開

    これまでに二度映画化され、根強いファンを持つ女任侠ドラマがアクション全開の斬新な装いで3度劇場作に。極妻シリーズを経て新たな姐御像に挑む高島礼子の熱演と妖艶な佇まいに期待を。

  • 郡上一揆

    制作年:2000年12月23日(土)公開

    厳しい年貢の取り立てに反旗をひるがえした、江戸期の農民たちの群像を力強く描写。反骨の物語はもちろん、3500人のエキストラを動員した暴動のスペクタクルも見どころだ。

  • ゴジラ×メガギラス・G消滅作戦

    制作年:2000年12月16日(土)公開

    「ゴジラ2000・ミレニアム」に続く、シリーズ通算24作目。ゴジラに新たな強敵、巨大昆虫獣メガギラスが出現。戦闘部隊も絡まり、三つ巴の壮絶なバトルが繰り広げられる。

  • 長崎ぶらぶら節

    制作年:2000年9月15日(金)公開

    第122回直木賞に輝いた、作詞家なかにし礼の同名小説を映画化。明治から昭和にかけて長崎の花街、丸山に実在した、名芸者、愛八の生涯と秘められた恋物語を端正に綴る。

  • クロスファイア

    制作年:2000年6月10日(土)公開

    宮部みゆきの人気SF小説を“ガメラ“シリーズの金子修介が映像化。自然発火などの特撮はもちろん、ジワジワとスリルを高めるち密な設定など、金子監督の持ち味が随所に光る。

  • 極道の妻〈おんな〉たち 赤い殺意

    極道の妻〈おんな〉たち 赤い殺意

    制作年:1999年3月6日(土)公開

    ヒロインに高島礼子を迎え、装いも新たに人気シリーズが復活。女の情念を前面に押し出したパワフルな物語が繰り広げられる。高島とかたせ梨乃の“妖艶対決”も見逃せない!

  • 修羅がゆく7 四国烈死篇

    制作年:1998年3月7日(土)公開

    人気コミックを映画化した、極道シリーズの第7弾。今回は四国を舞台に、道路建設にともなう利権をめぐって、極道たちが激しい火花を散らす。主演は1作目より続投の哀川翔。

  • 売春暴力団

    制作年:1997年12月27日(土)公開

    「シャブ極道」でアンチモラルな題材を娯楽に昇華させた異才、細野辰興が今度は“売春“を描写。娼婦を使ってシノギを捻出するヤクザ者の生き様を、パワフルに捉えていく。

  • 遠雷〈1981年〉

    制作年:

    東京近郊の農村地帯に生きる若者像を描いた立松和平の小説を、ロマンポルノを監督してきた根岸吉太郎が演出、彼の最初の一般映画にして、代表作となった。主人公はビニール・ハウスでトマトを栽培している若者。近くの団地の人妻と関係したり、ちょっといい加減なところもある毎日。そんな彼が結婚することに。見合いのあとすぐにモーテルに行くような自由奔放な二人。結婚式に振付きで桜田淳子の歌を歌う場面や農地の売買を迫る不動産屋を追い返す場面などユーモアとバイタリティー、そして叙情味を感じさせる優れた描写で、農村の若者の一面を垣間見せてくれる。永島敏行の大きなステップとなった。

  • 午後の遺言状

    制作年:

  • 俺たちの交響楽

    制作年:

    労働者たちだけで構成されている川崎のアマチュア合唱団が、ヴェートーヴェンの『交響曲第九番』の合唱をやろうという計画をたて、様々な問題を乗り越えながら公演を成功させていく。ラストの“第九“合唱シーンは圧巻だ。

  • 樹の上の草魚

    制作年:

    第15回吉川英治文学賞新人賞を得た薄井ゆうじの同名小説を映画化した青春映画。きわめて珍しい両性具有(アンドロギュノス)体質を持った孤独な少年、比呂司が、8年のブランクを経て唯一の友人、亘と再会。やがて生命の危険から比呂司は手術を受けて女性に生まれ変わり、亘との友情は愛に変わっていく。映画初出演の吉本多香美が、複雑な境遇に置かれたアンドロギュノスのヒロインをみずみずしく好演。特異な設定にとらわれず、登場人物の揺れる感情をしっかり見据えた作品に仕上がっている。

  • 日本殉情伝おかしなふたり ものくるおしきひとびとの群

    制作年:

    尾道を舞台にして私小説映画を撮り続けてきた大林宣彦の、これも尾道を描いた作品の一つ。1986年に作られながらオクラ入りになっていたところを1988年に公開され、救われた。永島敏行や水島道太郎ほか大林作品としては異色のキャスティング。

  • 黒いドレスの女

    制作年:

    原田知世が大人の女優への脱皮を図り、北方謙三のハードボイルドな世界に挑戦。国外に逃亡しようとするヤクザ、それを助けるバーテンダー。二人の間に、危険な謎を秘めた女が現れ、物語は展開する。過去を持つ女を演じるには知世は役不足だったが、菅原文太は久しぶりのヤクザを演じ、すご味の利いた演技を披露した。

  • GONIN

    GONIN

    制作年:

    バブル経済が崩壊し、多額の借金やリストラで社会からはじき出された5人の男たち。人生の瀬戸際に立たされた彼らは、生き残りを賭けて、暴力団の事務所を襲い、金庫に眠っている大金を強奪する。奪った金を山分けして、5人は新しい人生を踏み出すはずだったが、今度は怒りに燃える暴力団の凄惨な報復が始まった。5人は必死で対抗するが……。男たちの血で血を洗う壮絶な闘いが展開される、究極のバイオレンス・アクション・ムービー。監督自ら未公開シーンを追加した特別版もある。

  • 異人たちとの夏

    異人たちとの夏

    制作年:

    第1回山本周五郎賞を受賞した山田太一の小説を、大林宣彦が映画化した傑作ドラマ。妻と別れ、孤独な日々を送るシナリオライターの英雄は、生まれ育った浅草へ出かけ、12歳で死別したはずの父母に出会う……。生者と死者が共存してドラマが生まれるファンタスティックな家族劇。

  • 動乱

    制作年:

    二・二六事件を背景に、青年大尉の高倉健と、彼の部下の姉・吉永小百合の悲恋を古典的なタッチで描いた2部構成の作品。フィクションとノンフィクションを巧みに織り交ぜながら、銃声とともに散った男女の愛を淡々と綴った森谷の演出が光る大作。

  • 青春かけおち篇

    制作年:

    結婚を反対されたわけでもなく、障害があったわけでもないのに“かけおち”という古典的な行為で愛を確かめようとする恋人たち。大竹しのぶがヒステリックなわがまま娘を、風間杜夫が優柔不断な男を、それぞれの持ち味を出しきって演じた。

  • 十八歳、海へ

    制作年:

    中上健次の短編小説集『十八歳、海へ』に収録された“隆男と美津子”を、大島渚監督作品や「青春の殺人者」の鬼才ライター・田村孟と新人・渡辺千明の共作で脚色。「八月の濡れた砂」で始まった1970年代型青春の苛立ちと倦怠を、藤田監督が自ら締めくくる。海での“死にっこゲーム”に取りつかれた予備校生男女の末路を鮮烈に描いた佳品。

  • 事件

    事件

    制作年:

    犯罪事件の中に、骨太の人間ドラマをカット・バックを多用して構築するという、野村芳太郎監督の手腕がさえる1本。単純な刺殺事件と思われた犯行の裏に、ひと組の姉妹の葛藤が激しく渦を巻いていた。回想を的確に取り入れて事件の真相を観客とともに解明していく。各映画賞で助演賞を総ナメした大竹しのぶの体当たりの演技も秀逸だ。19歳の工員がスナックのママを刺殺する事件が起きた。動機は? 殺意はあったのか? 公判が進むうちに、工員の青年をめぐって、ママとその妹が激しい争いをしていたことが明るみに出る……。

  • 帰らざる日々

    帰らざる日々

    制作年:

    第3回城戸賞入選作『夏の栄光』を、藤田敏八が映画化。カット・バックを大幅に導入して、青春の日の恋や友情を感動的に描いている。6年ぶりに帰郷する主人公が、列車の中で高校生の頃の自分を回想するという構成で、親友との三角関係、初体験、親子の確執などが語られていく。ドラマティックなラストの良さはもちろん、誰もが体験するような小さなエピソードも魅力的だ。特に、主人公と初体験の相手・竹田かほりとの別れのキスシーンは日本映画史上においても屈指の出来。ルーティーンを破る最高のシチュエーションが妙にリアルだった。

  • 真夏の地球

    制作年:

    海辺の田舎町で育った3人の高校生が体験するひと夏の出来事をみずみずしく描いた青春映画の佳作。幼なじみの3人組・稔、順慶、鉄男の前に現れる“スイカ男”と避暑に訪れた美人姉妹・愛子と由子。そして愛子に熱を上げた3人は、ひょんなことからビーチバレー大会に出場するハメになるが……。

  • 夜がまた来る

    制作年:

    宿命のように堕ちていく男女関係のなかに男の献身と女の強靭さを描き込む石井ワールド、充実一途の秀作。名美は麻薬Gメンの夫を横流しの濡れ衣を着せられたまま殺されたうえ、組員たちにレイプされ、後追い自殺を図る。それを救った組員の一人、村木。村木に惹かれながら復讐に燃える名美はクラブホステスになって組長に近づくが……。悪夢から目覚めると、そこには悪夢。そんな明けない夜の物語を、酷使され追いつめられてツヤを帯びる女優の肉体に、石井監督は刻み込む。夏川結衣が体当たりの好演、彼女を支える根津甚八がいぶし銀の味をみせる。

  • 二百三高地

    制作年:

    日露戦争最大の激戦地となった旅順の二百三高地の攻防戦を中心とした戦争スペクタクル。戦闘の合間合間に敵味方が互いに健闘をたたえ合う場面や、愚かな指揮に疑問を持つこともなく犠牲を増やしていく過程など、さだまさしの歌とともに悲哀を高めている。

  • 連合艦隊

    制作年:

    司令官、参謀、下級の兵員など、様々な階級の人々の人間模様を交錯させながら、戦艦大和が撃沈されるまで日本海軍連合艦隊がいかに戦い、いかに敗れていったかを描いた戦争映画の大作。特撮による戦闘場面とミニチュア戦艦大和が秀逸。

  • 噛む女〈1988年〉

    制作年:

    にっかつロマンポルノが路線変更して“シネ・ロッポニカ”に変わっての第1作。妻子ある男が、小学校の同級生と関係を結んだことから、その女性によって家庭の平和を壊されていくというもの。マイケル・ダグラス主演のアメリカ映画「危険な情事」を日本的にアレンジしたような映画である。

  • ひめゆりの塔〈1995年〉

    制作年:

    戦後50年記念作品として作られた名作の再映画化。神山征二郎が原作『ひめゆりの塔をめぐる人々の手記』をもとに実在の人々をモデルとし、各エピソードも慎重に検証を重ねた上で再現、“真実に忠実”な「ひめゆりの塔」となっている。従軍前の少女たちの日常や半ば強制的に従軍させられていく過程から描き、“なぜ彼女たちが戦場へ向かったのか”を克明に記している。少女たちの死に至る数々のエピソードを積み重ねる一方、勇気を持って投降し“生きること”を選んだ者や、戦場に取り残されたものの、のちに米軍によって命を助けられた者のエピソードを加え、生きることの尊さをうたい上げている。

  • GONIN2

    制作年:

    5人の男たちの壮絶な戦いを描いて話題を集めたバイオレンス・アクションの第2作。今回は5人の女性を主人公に、バトルを繰り広げる。男に捨てられた蘭、人生に絶望した売春婦のさゆり、夫に浮気された志保、セクハラを受けた早紀は、新宿の宝石店で、中嶋組・ヤクザ3人の強盗現場に遭遇した。たまたま居合わせた彼女たちに店員のちひろが加わり、強盗から時価10億円の宝石を横取り逃亡。改装中のディスコに身を隠す。一方、中嶋組との借金問題で妻が暴行され自殺してしまった工場経営者の外山正道は復讐に燃えながら、妻が欲しがっていた猫目石の指輪を探していた。やがて5人の隠れるディスコに、暴力団の追っ手と外山が現れ……。公開時には、昼間はアニメを上映し、最終1回のみ上映するという方法を取り、話題を呼んだ。

  • ナスターシャ

    制作年:

    ペテルブルクへ向かう列車に乗り合わせた二人の青年、幼子のように純粋な心を持つムイシュキンと、自身の荒々しい感情と欲望にほんろうされるラゴージンは、不思議な友情で結ばれる。二人はペテルブルクで、サロンの男たちの心を一身に集める美貌と才知を持った女性、ナスターシャに出会い、ともに激しく心惹かれるのだった……。玉三郎がナスターシャとムイシュキンを一人二役で演じて話題になった舞台作品の映画化。原作はドストエフスキーの『白痴』。ポーランドの巨匠A・ワイダは、数多くの登場人物と場面が複雑に交錯するドストエフスキーの世界を3人の人間模様の中に凝縮させ、しかもそれをたった二人の俳優で描き出した。

  • 地震列島

    制作年:

    東海大地震の予言が飛び交う世相をバックに、アメリカ映画「大地震」の状況設定を日本に置きかえて作られた一作。ラスト50分の、大都市・東京を混乱に陥れる地震パニックの描写が見どころ。とりわけラッシュアワーの地下鉄が恐怖に変わるスペクタクルが迫真ものだ。

  • ドカベン

    制作年:

    水島新司の大人気コミックを原作とした野球映画。明訓高校に入学した山田太郎と岩鬼正美はともに弱小柔道部に入り、関東大会決勝戦まで進んだあと野球部に入部する。荒唐無稽な描写が続きつつも、兄妹の絆をクライマックスの見せ場に持ってくるあたり、やはり鈴木演出。永島敏行のデビュー作でもある。

  • 英霊たちの応援歌・最後の早慶戦

    制作年:

    戦時中、学徒出陣のため解散した六大学野球の最後の早慶戦を前半に配し、そのメンバーらが出陣してからの様々なドラマを後半に追うという構成。重くなりがちな題材だが、岡本喜八は随所にユーモアを配しテンポのよい作品に仕上げた。

  • サード

    制作年:

    原作は軒上泊の『九月の街』で、これを寺山修司が脚色しているが、でき上がった脚本はほとんどオリジナルといってもいいほどの斬新さを見せている。このシナリオにもとづいて「もう頬づえはつかない」の東陽一が演出。高校野球部の三塁手として活躍していたサード、数学 IIBが得意な IIB、新聞部とテニス部の女の子二人。この4人が、“どこか大きな町へ行こう“ということになり、そのためには金が必要だと、売春を始める。最初は順調に行ったが、ヤクザに引っかかり、サードは傷害事件を起こして少年院に入れられることに。4人の少年少女の生きる姿を東陽一と川上皓市のコンビがみずみずしく描き、新鮮な味わいの傑作にしている。もちろん脚本・寺山修司の功績も忘れてはならない。

  • 人が人を愛することのどうしようもなさ

    制作年:

    【愛を求め彷徨する伝説のヒロインに喜多嶋舞が挑む】 『天使のはらわた』『花と蛇』を始め、数々の異色作を世に送り出してきた石井隆監督が繰り返し描くヒロイン“名美“が再びスクリーンに姿を現す。女優として活躍しながらも私生活に行き詰まり、夜の街に身を投げ出す主人公を監督の指名を受け、喜多嶋舞が演じるほか、過去の名美シリーズに出演経験のある永島敏行と竹中直人の演技も見どころだ。

  • HESOMORI-ヘソモリ-

    制作年:

    【“あるもの“を守る為おじさんたちが大奮闘】 福井県の美しい自然と伝統の越前和紙の工場を舞台に、子供のころに現代と幕末時代をつなぐタイムトンネルを発見した中年の男たちが、秘密を守るために奮闘する姿を描いたファンタジー。永島敏行、渡辺いっけい、佐野史郎、石丸謙二郎、谷村美月、若林豪など多彩なキャストが集結。友情と、一歩前へ進むことの大切さを教えてくれる作品だ。

  • 花子の日記

    花子の日記

    制作年:

    【最高級和牛の精子を巡って瀬戸内海でバトルが勃発!】 人間よりも牛の数が多い実在の島、香川県の小豊島を舞台に、最高級ブランド和牛の精子をめぐって日韓の父娘の4人が大騒動を巻き起こす人間ドラマ。牛狂いの父親を嫌う美大生の娘役を倉科カナが演じるほか、永島敏行、水野美紀ら実力派キャストたちが牛をモチーフにした異色作に集結。手つかずの自然が残る瀬戸内海のロケーション映像にも注目。

  • men’s egg Drummers-メンズエッグ・ドラマーズ-

    制作年:

    【ギャル&ギャル男のマジメな青春映画】 渋谷センター街のギャルやギャル男を中心に絶大な人気を誇る雑誌『men’s egg』と『egg』。本作はその読者モデルとして活躍するギャル男&ギャルたちの熱い友情を描いた青春映画。『地獄甲子園』『板尾創路の脱獄王』などで知られる若手の気鋭・山口雄大監督が、平凡な若者がカリスマ読者モデルと出会い、友情を育んでいく姿を感動的に描く。

  • 学校をつくろう

    制作年:

    【夢、希望、勇気、専修大学を創立した4人の男たち】 ある者は友の客死に遭い、ある者は志望校への入学を拒まれ、ある者は悲恋に泣き、ある者はアメリカ人篤志家の援助に救われる。専修大学創立者4人の青春時代を描いた直木賞作家・志茂田景樹の小説『蒼翼の獅子たち』が創立130周年を記念して映画化。監督は『ハチ公物語』をはじめ、実話を基にした作品を数多く世に送り続けている名匠・神山征二郎。

  • リアル鬼ごっこ2

    制作年:

    【今度は本格戦争の中で走りまくる!】 自費出版ながら累計100万部を記録した異例のホラー小説の映画化第2弾。俊足の高校生、佐藤翼が、“佐藤“姓の人間を捕まえて抹殺するという命がけの“鬼ごっこ“が行われているパラレル・ワールドに迷い込み、必死の逃亡劇を繰り広げた前作。今回はそのラストから物語が始まり、“鬼“を率いる将軍と、佐藤姓のレジスタンスとの壮絶な戦いが展開する。

  • 北辰斜〈ほくしんななめ〉にさすところ

    制作年:

    【激動の時代を友と生きた男たちの半生】 現在の大学にあたる教育機関、旧制高等学校に集う若者たちの絆を描く群像劇。戦争によって永遠の別れを強いられながらも、友情を築き、若き日々を生きた登場人物たちの姿をじっくりと描く。『大河の一滴』などで知られる神山征二郎の重厚な演出と、三國連太郎、緒形直人、林隆三らベテラン勢の演技により、奥深いドラマに仕上がっている。

  • 眉山〈びざん〉

    制作年:

    【母の恋と娘の恋が紡ぐ奇跡のラブ・ストーリー】 さだまさしのベストセラーを『メゾン・ド・ヒミコ』の犬童一心監督が映画化。余命いくばくもない母の看病をするために故郷の徳島に帰郷した娘が、母の切ない愛を知り、その本当の思いを理解していく。一度は擦れ合いながらも、心を通わせる母娘の心情を宮本信子と松嶋菜々子が表現。共演は大沢たかお。クライマックスの阿波おどりのシーンも見逃せない。

  • 時計 Adieu I'Hiver

    制作年:

    5年という長い歳月をかけて、スケート選手を目指す一人の少女の成長と、それを見守る周囲の人々の人間模様を描いた倉本聰の話題作。主演・中嶋朋子の実際の成長に合わせて作品を撮影、金子由香利のシャンソンをはじめ、倉本自身が選んだ音楽も聴きもの。

  • 水に棲む花

    制作年:

    【水にまつわる伝説に翻弄される少女の物語】 人気漫画家・篠原千絵の作品を実写化。『最終兵器彼女』の前田亜季を主演に迎え、ある事故後、不思議な因縁に巻き込まれていく女子高生をミステリアスに演じる。原作が現在も連載中のため、オリジナルの結末が見られるのも興味深い。

  • 透光の樹

    制作年:

    【これが究極の女と男の愛】 役所広司主演の『絆〈きずな〉』以来、6年ぶりとなる根岸吉太郎監督による大人の純愛劇。25年ぶりに再会した中年の男女が、ある“契約“から肉体関係を結び、やがて互いの思いを純化させていく様を、求心力のある演出でまざまざと見せつける。非情さと優しさが同居する恋模様に心を打たれること間違いなし!

  • 男たちのかいた絵

    制作年:

    二重人格に悩むしがないヤクザが主人公という、筒井康隆ならではのブラックユーモアあふれる同名小説『男たちのかいた絵』の映画化。ケンカは下手だし度胸もない鶴丸杉夫。そんな彼がヤクザをやっているのは、不意に姿を見せるもう一人の自分・松夫のせいだ。松夫は凶暴でずる賢い。丹義組の幹部・渡会は、仕事を依頼する時、二人のどちらかを確認する。杉夫にはダサイ仕事と決めているのだ。ある時、丹義組と対立する岩動組が仕切ろうとしていた高いずみの公演を、本人の希望で丹義組が仕切ることになる。いずみに想いを寄せるようになる松夫

  • スイート・スイート・ゴースト

    制作年:

    【“あの夏、僕らは失った…“少年たちの心の痛みを描く】 九州の島を舞台に、ふたりの男子高校生の友情を、哀切なエピソードを織りまぜて描いた青春劇。大地泰仁、金子統昭のフレッシュ・コンビによる、はつらつとした好演が見ものだ。

  • お受験

    制作年:

    【ロックな男、永ちゃんが家族のために走る、走る!】 幼い子供の受験と父親のリストラが重なって起こる家庭内騒動を、「…演歌の花道」の滝田洋二郎がコミカルに描写。笑いの中に家族の懸命な姿をとらえた、味のある演出がさえる。

  • 新・唐獅子株式会社

    制作年:

    【前田陽一の遺作となった笑いとスリルのヤクザ映画】 時代から取り残されたヤクザ者の日常を、軽妙なユーモアとともに描写。「119」以来4年ぶりの映画出演となる赤井英和が主人公に扮し、不器用なキャラクターで好感を誘う。

  • MIND GAME

    制作年:

    【多重人格者の邪悪な“心“内面の恐怖に震える衝撃作】 多重人格者を題材にした和製サイコ・スリラー。周防正行監督作品でおなじみの太めの個性派俳優、田口浩正が初監督に挑み、現実逃避に走る内向的な現代人の心を鋭く描き出す。

  • 次郎物語〈1987年〉

    制作年:

    母親の体が弱かったために田舎の家に預けられ、自然のなかでのびのびと育てられた主人公・次郎。6歳の時、躾が厳しく士族の格式を守る本家へ連れ戻されるが、すでに母と子の間に愛情らしきものはなかった……。親子のふれあいを描いた古典的名作の映画化。

  • ドンマイ

    制作年:

    父を亡くした少年が、母親とともに温かい下町の人情に支えられて生きていく様を、少年が所属する野球チーム“ちどりボーイズ“の熱戦話を絡めて描いた青春ドラマ。カット・バックを使わず、球が投手の手を離れ、捕手のミットに収まるまでをワン・カットで描いた野球シーンなど、地道な演出で見せる。

  • 人生劇場〈1983年〉

    制作年:

    明治の気概に生きた父と子の、波乱に富んだ生涯を描いた、尾崎士郎不朽の名作の映画化。主人公・青成瓢吉と、彼を取り巻く人々の青春期にスポットをあて、原作の『青春編』『愛欲編』『残侠編』を一つにまとめた、3人の監督による共同演出の一編。

  • 三たびの海峡

    制作年:

    第二次大戦末期から現代までの日本と朝鮮半島を舞台に、最初は強制されて、その後は自分の意思で、両国の間に横たわる海峡を三たび渡った韓国人・河時根(ハー・シグン)の憎しみと愛に彩られた半生を描いた大河ロマン。「月光の夏」「ひめゆりの塔」と、ヒューマニズムあふれる作風が高く評価される神山征二郎が本作でも難しいテーマを見事に演出。キャストは総じて好演だが、とりわけ主人公の妻に扮した南野陽子が、時代の波にほんろうされる女の哀しみを絶妙に表現した。原作は吉川英治文学新人賞を受賞した同名小説。日本映画としては初めての韓国ロケを行った作品。韓国で試写が予定されたが、韓国政府の反対により、中止された。

  • 夢の女

    制作年:

    お浪は借金のために娘を里子に出して洲崎遊廓に身を売った女。花魁として売れてきた頃、お浪は娘が里子先でひどい仕打ちを受けていると耳にして、子供を引き取ろうと決心する。お金を稼ぐため、身を粉にして働き始めたお浪にひいきの客は愛想をつかしてしまう……。玉三郎が描くきらびやかな女の情念の世界。女性の美を追求した映像に加え、お浪の世話をやく女郎屋の下働き・お松に扮した樹木希林の好演が光る。

  • タオの月

    制作年:

    【「人造人間ハカイダー」に続く雨宮慶太監督の幻想時代劇】 「ゼイラム」などSFX活劇でおなじみの雨宮慶太監督が放つ幻想的な時代劇アクション。謎の妖剣をめぐって、奇想天外な争いが展開していく。雨宮作品の常連、森山祐子も出演。

  • 湯殿山麓呪い村

    制作年:

    決して掘り出してはならぬとされる、湯殿山麓・弥勒寺の地下に眠る幽海上人の即身仏(ミイラ)発掘に興味を抱いた、大学の歴史学者が、次々と不思議な事件に巻き込まれていく。古い宗教の即身成仏伝奇をもとにしたミステリー。

  • 幸福〈シルバー・カラー復元〉

    制作年:

    E・マクベインの“87分署“シリーズの一編『クレアが死んでいる』を市川崑が翻案したミステリー。拳銃乱射事件の巻き添えで、刑事の恋人が死亡。担当した刑事たちは、犯人追及の過程で、様々な人間模様に遭遇する。シルバー・トーンの色彩が印象的。

  • 赤い帽子の女(Die Frau mit dem ro¨ten Hut)

    制作年:

    芥川龍之介の作品とも噂される同名ポルノ小説を、神代辰巳監督が西ドイツの協力を得て撮り上げた文芸ポルノ。インフレの嵐が吹き荒れる1923年のドイツに先輩の誘いでやってきた主人公の“私“が、赤い帽子の女にひかれてゆき、やがて破滅を迎える。退廃を鋭く映し出す姫田真左久の撮影は見事だ。

  • さらば、わが友 実録大物死刑囚たち

    制作年:

    実在の元死刑囚K・Oの体験記をもとに、生々しい死刑囚たちの実態を浮き彫りにした意欲作。1954年、元自衛隊の大沢は、カービン銃を持って、防衛庁に乗り込み、6千万円を強奪。逃亡ののちに逮捕され、余罪も発覚して死刑囚となる。彼は、拘置所で“帝銀事件“の平沢をはじめ、多くの死刑囚と知り合うのだが……。

  • 地平線

    制作年:

    新藤兼人が自分の姉の半生をモチーフにして描いた、日本人移民一家の大河ドラマ。1920年、写真による見合いだけで広島からアメリカ西海岸の貧しい農夫のもとに嫁いだ女・秀代が、第二次世界大戦など、激動の時代を4人の子供を抱えながら生き抜いていく。

  • 日蓮

    制作年:

    鎌倉幕府の弾圧に抗して、迫害と殉教の生涯をひたむきに生きた情熱の人・日蓮上人の一代記を、日蓮宗の信者でもある永田雅一が、自らのプロダクションで製作。重々しく貫禄たっぷりに演じる萬屋錦之介の日蓮に注目。

  • 曼荼羅〈MANDARA〉 若き日の弘法大師・空海

    制作年:

    これまで謎とされていた、弘法大師・空海が唐に渡る前後7年の青年時代を描く、日中国交正常化20周年を記念した日中合作映画。山岳修行中に大日教の存在を聞き、大和に赴いた真魚は、大日教を得度し、名を空海と改めて遣唐留学生として唐に渡る。長安へ向かった彼は、そこで密教の奥義を会得する。

  • MISTY〈ミスティ〉

    制作年:

    池田敏春が監督したミステリー・ロマンの香り漂う傑作ハードボイルド。姉の死によって故郷に舞い戻った横浜のヤクザ・藤川。姉の自殺に疑問を抱くそんな彼に際限ない暴力と悲しみが襲いかかる。次々に殺されていく藤川の幼なじみたち。そして復讐を誓う藤川にも魔の手は襲いかかり、ついに友人を死に追いやった殺人鬼と対決するが、その裏で糸を引いていたのは……。かつてクリント・イーストウッドが「恐怖のメロディ」で使用した名曲『ミスティ』を劇中に巧みに使用、その流麗な映像にマッチした独特の世界を作り出している。

  • ロード

    制作年:

    ロックバンド・THE虎舞竜のバラード・ヒット曲『ロード』を映画化、運命的に出会った男女の純粋な恋を描く。小さな地方都市で美容師を目指していた美雪は、自分の働く美容室で妻子持ちのしがないヤクザ司と出会う。美雪に心奪われた司はヤクザを辞め妻とも別れる決心をする。しかし、司は一人息子の優太を巡り妻と言い争いが絶えず、一方、美雪も一緒に暮らす母に司のことを言い出せないでいた。そんなある日、美雪は司の子供を妊娠したことに気づく。主人公の司を、THE虎舞竜のボーカル・高橋ジョージが演じている。

  • LONG RUN ロングラン

    制作年:

    オレゴン州アストリアからニューヨークまで、アメリカ横断7000キロの旅に、ローラースケートで挑戦した青年と、それを自転車で追うフリー・ジャーナリスト、さらに車で追う女流写真家の3人旅を描く。フォト・ジャーナリスト・吉田ルイ子の初監督作。

  • 子象物語・地上に降りた天使

    制作年:

    太平洋戦争下、政府は動物園非常措置を発動する。動物たちが次々と殺されるなかで辛うじて生き残った1頭の子象を、命賭けで守ろうとする飼育係らの姿を描いた子象と人間の愛情物語。タイでロケーション、子象も同国の寄贈による。武田鉄矢が力演。

  • 愛はクロスオーバー

    制作年:

    F3レースの世界を舞台に、7年前、夫を事故で失った女、女の夫を死なせたレーサー、死んだ夫のレース仲間だった男という3人が織りなすラブ・ロマンス。本編ではあらかじめ脚本の中に音楽のイメージが組みこまれ、音楽と映像が溶け合うように配慮された。

  • 彼女が結婚しない理由

    制作年:

    夫と離婚し、娘の怜子と二人暮らしのブライダル・コーディネーター、有子。ある女性から結婚を前提に交際している恋人のことで相談を受けた彼女は、結婚が自分にとってビジネスになっていたことに気付いた。そんな時、客の一人である社長令嬢から、またもや相談を受けてしまう。尾美としのりや峰岸徹など大林組のゲスト出演も見ものの女性映画。

  • ガメラ2・レギオン襲来

    ガメラ2・レギオン襲来

    制作年:

    「ガメラ 大怪獣空中決戦」(1995)で復活した、新生ガメラの第2作。札幌近郊に隕石が落下し、自衛隊科学チームが調査に行くが、隕石を発見できなかった。その後、札幌周辺で怪事件が続発。地下鉄の中で人間大のいも虫が、乗客を襲い、巨大な植物がビルを突き破った。植物がどんどん巨大化し、札幌が壊滅寸前、ガメラが現れる。植物をプラズマ火球で粉砕するが、怪虫の群れが襲いかかり、ガメラは退却。と同時に、巨大なレギオンが出現、仙台を壊滅し、東京に向かい始める。果たしてガメラはレギオンを倒すことができるのか?

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