クランクイン!

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若松孝二

若松孝二
生年月日:1936年4月1日

若松孝二 出演映画作品

  • シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~

    シネマスコーレを解剖する。~コロナなんかぶっ飛ばせ~

    制作年:2022年7月2日(土)公開

    名古屋にあるミニシアター、シネマスコーレの支配人・木全純治を追ったドキュメンタリー。2021年3月に放送された『メ~テレドキュメント 復館 ~シネマとコロナ~』に、未公開シーンやその後の取材映像を加え、劇場用に再編集した。2年間にわたる取材を密着取材を基に、映画文化に寄与してきたミニシアターの役割を問う。監督は菅原竜太。

  • マンガをはみだした男~赤塚不二夫

    マンガをはみだした男~赤塚不二夫

    制作年:2016年4月30日(土)公開

    国民的漫画家・赤塚不二夫の人生に迫るアニメーション・ドキュメンタリー。赤塚のダイナミックな生き様を、膨大な資料とアニメーションで再構成し、生誕80年企画作品として製作。『レッツラゴン』のキャラクターを案内役に、様々な視点から赤塚の知られざる姿を生き生きと描き出す。監督は『パンドラの匣〈はこ〉』『ローリング』の冨永昌敬。

  • 千年の愉楽

    千年の愉楽

    制作年:2013年3月9日(土)公開

    2012年10月17日、交通事故によって逝去した若松孝二監督が、盟友・中上健次の代表作を映画化した人間ドラマ。三重県・尾鷲市の集落、須賀利を舞台に、女たちに圧倒的な“愉楽”を与える血筋の美しい男たちの物語を、路地の産婆の視点と回想で描く。神話的で複雑な構成で、匂い立つような命の賛歌を謳い上げた若松監督最期の叙事詩を見届けたい。

  • 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち

    11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち

    制作年:2012年6月2日(土)公開

    メッセージ性の強い社会派作品を撮ってきた若松孝二監督が、三島由紀夫が自決にいたるまでの日々とその心中の葛藤を描き出す。前作『キャタピラー』にも出演した、演技派俳優ARATAが三島由紀夫に、そして寺島しのぶがその妻をそれぞれ熱演した。また、三島を信奉していた政治活動家・森田必勝を演じた満島ひかりの弟・満島真之介にも期待。

  • 11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち

    11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち

    制作年:2012年6月2日(土)公開

    メッセージ性の強い社会派作品を撮ってきた若松孝二監督が、三島由紀夫が自決にいたるまでの日々とその心中の葛藤を描き出す。前作『キャタピラー』にも出演した、演技派俳優ARATAが三島由紀夫に、そして寺島しのぶがその妻をそれぞれ熱演した。また、三島を信奉していた政治活動家・森田必勝を演じた満島ひかりの弟・満島真之介にも期待。

  • 海燕ホテル・ブルー

    海燕ホテル・ブルー

    制作年:2012年3月24日(土)公開

    船戸与一の同名小説を、『キャタピラー』の若松孝二が映画化。辺境の地で、一人の女によって狂わされていく男たちの情念を描く。謎の女を『劇場版 神聖かまってちゃん…』の片山瞳が演じ、『キャタピラー』の地曵豪、『行きずりの街』の井浦新(ARATA)らが出演。『実録・連合赤軍 あさま山荘…』以来となるジム・オルークの音楽にも注目だ。

  • 海燕ホテル・ブルー

    海燕ホテル・ブルー

    制作年:2012年3月24日(土)公開

    船戸与一の同名小説を、『キャタピラー』の若松孝二が映画化。辺境の地で、一人の女によって狂わされていく男たちの情念を描く。謎の女を『劇場版 神聖かまってちゃん…』の片山瞳が演じ、『キャタピラー』の地曵豪、『行きずりの街』の井浦新(ARATA)らが出演。『実録・連合赤軍 あさま山荘…』以来となるジム・オルークの音楽にも注目だ。

  • アジアの純真

    制作年:2011年10月15日(土)公開

    個性派女優・韓英恵主演による衝撃の青春映画。双子の姉妹を殺された少女とその現場をただ見ることにしかできなかった青年が、無差別テロを繰り返しながら復讐の旅の果てに見たものとは?ロッテルダム映画祭で上映され、その内容の是非を巡って激しい論争が起こった問題作だ。鈴木清順映画のプロデューサーを務めてきた片山一貴が監督を務める。

  • キャタピラー

    キャタピラー

    制作年:2010年08月14日(土)公開

    『実録・連合赤軍 あさま山荘の道程〈みち〉』の若松孝二監督が、反戦の強いメッセージを込めて痛烈に描き出す戦争ドラマ。両手両足を戦地で失い日本に帰還した軍人の男と、身動きひとつとれない彼の面倒を見続ける妻の姿を通して、戦争の意味を問う。今年のベルリン国際映画祭で見事に銀熊賞最優秀女優賞を獲得した寺島しのぶの渾身の演技が光る。

  • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉

    実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉

    制作年:2008年3月15日(土)公開

    1972年、日本中を震撼させた“あさま山荘事件”。革命に人生のすべてをかけた連合赤軍の若者たちは何故、山荘に立てこもり、銃撃戦を展開することになったのか?常に時の権力に牙を剥き続けてきた若松孝二監督が坂井真紀、ARATAら若手俳優陣の力を得て描く衝撃作。第58回ベルリン映画祭で最優秀アジア賞と国際芸術映画評論連盟賞を獲得した。

  • 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉

    実録・連合赤軍 あさま山荘への道程〈みち〉

    制作年:2008年3月15日(土)公開

    1972年、日本中を震撼させた“あさま山荘事件”。革命に人生のすべてをかけた連合赤軍の若者たちは何故、山荘に立てこもり、銃撃戦を展開することになったのか?常に時の権力に牙を剥き続けてきた若松孝二監督が坂井真紀、ARATAら若手俳優陣の力を得て描く衝撃作。第58回ベルリン映画祭で最優秀アジア賞と国際芸術映画評論連盟賞を獲得した。

  • 幽閉者〈テロリスト〉

    幽閉者〈テロリスト〉

    制作年:2007年2月3日(土)公開

    大島渚らと60年代を駆け抜け、『赤軍-PFLP・世界戦争宣言』などの問題作で知られる伝説の映画監督・足立正生。’74年のパレスチナ革命にも参加した彼の35年ぶりの監督作は、リッダ空港事件の主犯格、岡本公三をモデルに、獄中での幽閉生活の中で自分自身と向き合う人間の姿を通して現代の闘争を提示した野心作だ。主演の田口トモロヲを始め、豪華異色の出演陣も話題。

  • 映画監督って何だ!

    制作年:2006年11月04日(土)公開

    日本映画監督協会創立70周年を記念して製作された異色作。「監督に映画の著作権がない」という現在の著作権法に異を唱える、彼らの主張をドラマ仕立てで描く。大島渚、鈴木清順、阪本順治ら日本の名だたる映画監督200名が総出演!

  • 67歳の風景/若松孝二は何を見たのか

    制作年:2005年8月20日(土)公開

    センセーショナルなテーマの作品を発表し続ける鬼才、若松孝二監督の知られざる顔に迫ったドキュメンタリー。癌を克服して挑んだ現在公開中の最新作『17歳の風景…』のロケ現場にカメラが入り、彼の人物像を紐解く。若松の映画創作術が見てとれると同時に、痛烈な生き様が印象に残る1本だ。

  • 17歳の風景/少年は何を見たのか

    17歳の風景/少年は何を見たのか

    制作年:2005年07月30日(土)公開

    実際に起きた事件に発想を得た青春映画。母親を殺して、自転車でひたすら走り続ける少年の行動をベテラン、若松孝二がドキュメンタリー風の語り口で描く。セリフも少なく、少年の顔を淡々と追い続ける硬派な演出。そこから浮かび上がる、多面的なメッセージをしっかり受け止めてほしい。

  • 完全なる飼育・赤い殺意

    制作年:2004年9月18日(土)公開

    監禁する男と監禁される少女の間に芽生える倒錯愛を描いた人気シリーズの第6弾は、ピンク映画の巨匠と呼ばれる若松孝二監督の7年ぶりの劇場用作品。雪の中の一軒家を舞台に、中年男に監禁されている少女とその家に逃げ込んだ殺人犯の青年による三つ巴の壮絶な愛憎ドラマが展開される。

  • 飛ぶは天国、もぐるが地獄

    制作年:1999年10月23日(土)公開

    「エンドレス・ワルツ」など近年は端正な作品で知られる若松孝二監督が、アナーキーな初期の作風を想起させる新作を完成。バスの乗客たちが次第に狂気にとりつかれる様を追う。

  • 明日なき街角

    制作年:

    北方謙三の同名小説をベテラン、若松孝二が映画化したハードボイルド・アクション。昼は工員として働き、夜はモルヒネを売りさばく哲二の仲間、佐々木が取引に失敗し、殺される。すべてに折り合いをつけ、クールに生きてきた哲二が、佐々木を罠にはめた相手を知り、次第に復讐心に駆られていくさまを描く。主演は「キッズ・リターン」の金子賢。

  • 港のロキシー

    制作年:

    【あがた森魚5年ぶりの新作はローラースケーターの青春像】 前作「オートバイ少女」に続き、あがた森魚が再び函館ロケによる青春映画を完成。ローラースケートの疾走感と、ノスタルジックな映像世界の調和で、ある三角関係のたそがれを描出。

  • 情事の履歴書

    制作年:

    過激な政治メッセージと暴力的な性描写で“ピンク映画の巨匠“といわれた若松監督の大ヒット作。集団就職で上京してきた少女が、様々な男性遍歴の果てに、たくましく生き抜いていく姿を描く。田舎で男に犯され、千草みどりが全裸で雪原を走るシーンは、当時マスコミの話題となった。

  • キスより簡単2 漂流篇

    制作年:

    「キスより簡単」の第2作。誰にも束縛されない自由な恋愛を楽しむヒロインの設定は生かしているが、話は前作とつながっていない。今回はまだ見たこともない父親のイメージを追いながら個性豊かな中年男たちとの出会いと別れを経験し、自立していく女性像を描く。

  • ピンクリボン

    制作年:

    【ピンク映画の歴史と現在を検証 】 『≒〈ニア・イコール〉森山大道』でデビューを果たした新鋭、藤井謙二郎監督の最新ドキュメンタリー。これまで検証されることのなかった“ピンク映画“の歴史と現在を、高橋伴明や若松孝二ら監督や関係者のインタビューを交えながらたどる。日本映画史のアナザーサイドが見えてくる1本だ。

  • 青春☆金属バット

    制作年:

    【脱臼した青春が、再び走り始める】 熊切和嘉監督が、バンド“野狐禅“の竹原ピストルを主演に、古泉智浩の同名漫画を映画化。高校野球での挫折が深く、27歳の現在も冴えない日々を送る元補欠選手と元エースの再会と因縁の対決を、脱力フレーバーで見つめる異色青春ムービー。

  • シンガポールスリング

    制作年:

    ミュージシャン、徳永英明が企画・原案をはじめ、4役をこなしたハード・アクション。新婚旅行先のオーストラリアで、殺人事件に巻き込まれた日本人カップル。犯人に仕立て上げられた彼らが、困難な状況のなかで眠っていた闘争本能をよみがえらせていく。若松孝二による、シャープな演出が光る。

  • シンガポールスリング

    制作年:

    ミュージシャン、徳永英明が企画・原案をはじめ、4役をこなしたハード・アクション。新婚旅行先のオーストラリアで、殺人事件に巻き込まれた日本人カップル。犯人に仕立て上げられた彼らが、困難な状況のなかで眠っていた闘争本能をよみがえらせていく。若松孝二による、シャープな演出が光る。

  • パンツの穴 ムケそでムケないイチゴたち

    制作年:

    若松孝二監督が製作を兼ねた4話オムニバス形式。隣の女子大生に憧れる中学生を描く第1話、悪ガキトリオとAV女優が知り合う第2話、片想いの男女がスレ違いに走り続ける第3話、そして若松監督の第4話は、森沢なつ子のパンティを旗印に、権力への反抗を示す快作だ。

  • 寝盗られ宗介

    制作年:

    1980年に初演されたつかこうへいの同名戯曲をベテランの若松孝二が映画化。ドサ回り一座の座長・宗介と妻の愛の葛藤を中心に、座員たちの面白おかしい人間模様が展開する。藤谷美和子が尻軽女房を好演、原田芳雄と絶妙なコンビを見せる。宇崎竜童のポップな音楽も魅力。

  • スクラップ・ストーリー ある愛の物語

    制作年:

    すべてが平等で、セックスも例外でない、と主張する14歳の少女・康子と大学生の“ボク“、それにビニ本カメラマン・良介の3人の奇妙な同棲生活を描く。気ままに暮らす少女役に、当時写真集やビデオ作品で人気のあった少女Mが扮し、タレント陣が脇を固める。

  • 聖母観音大菩薩

    制作年:

    “禁断の人魚の肉を食べたものは、永遠の時を苦しみながら生きねばならない“という伝説を生きた女を描く。主役に「愛のコリーダ」の松田英子を起用、ファンタスティックな脚本とともに、若松監督の演出力が光る。

  • エロティックな関係

    制作年:

    パリの裏路地にあるビルで、探偵事務所を開いているKISINと秘書RIE。仕事もなく、観光ガイドで生計を立てている彼らの前に一人の男が現れた。奥山と名乗るその男は、愛人の浮気調査を依頼する。彼らはすぐに行動に移るが調査を進めるうちに不可思議な出来事に遭遇していく……。何かと話題を呼ぶ男、内田裕也がビートたけし、宮沢りえという異色のキャストを得て製作したミステリアス・ムービー。「キスより簡単」「われに撃つ用意あり…」「寝盗られ宗介」に続き若松孝二監督は、ここでも演出にさり気ない切れ味を見せている。

  • 餌食

    制作年:

    昔の同棲相手が芸能プロの社長によってヘロイン中毒にされたのを知ったアメリカ帰りのロック歌手。彼は、転がり込んだ先のアパートの住人から歩兵銃を借り、ヘロイン取引現場へと乗り込んでいく。ロック歌手・内田裕也を主人公に、P・トッシュやマトゥンピなどのレゲエのリズムでまとめた佳品。

  • われに撃つ用意あり READY TO SHOOT

    制作年:

    新宿・歌舞伎町を舞台に、ヤクザ絡みの犯罪に巻き込まれた元全共闘闘士の戦いを描いたハードボイルド・ロマン。郷田克彦はスナックのマスターで、20年間続けた店を閉めようとしている。閉店パーティーには全共闘当時の仲間が集まった。そこにもう一人珍客が到来。肉体関係を迫る戸田組組長を撃ち殺し、ヤクザと警察の両方に追われるヤン・メイランだ。郷田は彼女をかくまうが……。原田芳雄、桃井かおりが絶妙のコンビネーションを見せる最後の殴り込みシーンは、まさにこの二人ならでは。新宿の熱気を伝える、スローモーションを多用したカメラワークにも注目。

  • キスより簡単

    キスより簡単

    制作年:

    石坂啓の同名コミックを原作に、若松孝二監督が全共闘世代の立場から現代の青春を描いた異色作。女子大生の泉まあこは、父親がそれぞれ違う四人姉妹の三女で、自分の父親が誰であるかもわからずに育ち、自由な恋愛、気楽なセックスを楽しんでいる。現在のまあこの相手は、自分の父親候補の一人、シンちゃんの息子・スズナリだ。彼女は近親相姦の危険さえヘッチャラ。しかし、彼女が本当に愛してしまったのは、やはり父親候補のロクさんだった……。映画はやがてこのロクさん役の原田芳雄に焦点を当て、いつしか戦い続ける男の賛歌を奏で始めていく。

  • 現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行

    制作年:

    若松監督の初期の作品はピンク映画タッチだと目されていたが、70年代の“にっかつロマンポルノ”の大攻勢を前にして、本作はピンク映画ジャンルでいかに作家性を示すかを提示してみせた渾身作だ。大都会をバックに、下層階級と見なされる若者たちの破壊的な衝動を描いている。DVDは「理由なき暴行」のタイトルに変更され、「若松孝二 初期傑作選DVD-BOX3」に収録。

  • 秘花

    秘花

    制作年:

    “ピンクの黒澤明”こと若松孝二がこの頃、金のために配給会社の要請で監督した一連の商業ピンク映画の一編。主演の横山リエはこのあと同監督の「天使の恍惚」にも出演。若松孝二はこの作品のあと、足立正生とともにパレスチナへ旅立ち、長編記録映画「赤軍-PELP、世界戦争宣言」を撮る。

  • 狂走情死考

    制作年:

    若松孝二が「金瓶梅」に続いて監督した作品。新宿の騒乱罪で東京を追われた全学連の学生が女とともに北海道に逃れてくる。全編雪のシーンで、新潟を皮切りに東北・北海道とオールロケを敢行。北海道の支笏湖の零下10度の厳寒の中を主演女優が素っ裸で走りまわるシーンが話題になった。

  • 現代好色伝 テロルの季節

    制作年:

    若松孝二監督の過激作。吉沢健扮する全学連のかつての闘士が団地に二人の女と住んでいる。二人の刑事が盗聴しているが、男は女たちとセックスを繰り返すばかりでついに刑事もあきらめて帰る。一人になった時、男は体中にダイナマイトを巻いて羽田空港へ突っ込んでいく。

  • 新日本暴行暗黒史・復讐鬼

    制作年:

    若松孝二監督による「日本暴行暗黒史・異常者の血」に始まる“日本暴行暗黒史”ものの第3作。肺病のため村人から村八分にされた男が、村の人間を次々に殺して復讐する。差別された男の憤慨が殺人、レイプという若松孝二のキーワードで鮮烈に表現される。

  • 壁の中の秘事

    制作年:

    ベルリン映画祭に正式出品されて物議を醸した問題作。ニュータウン計画などの当時の世相に合わせ、団地内に閉じ込もり続けると人間はどうなっていくのかを、ネガティヴな視点で捉えていく。予備校生の青年が団地の部屋にずっとひきこもっているうちに、彼は狂気に駆られていく。「若松孝二 初期傑作選 DVD-BOX4」に収録。

  • 歪んだ関係

    制作年:

    ラテン系のポピュラー歌手から一転して成人映画界にデビューした新高恵子が、城山路子と組んで熟した女のエロスを発散するピンク映画。産婦人科医院の夫人は学生と不倫の仲。それを知った看護婦は院長夫人に収まろうと、彼女を殺害する。

  • ゆけゆけ二度目の処女

    制作年:

    映画におけるテロリズムを追求し続けた若松監督の初期作品。冒頭から前半部はピンク映画のノリだが、中盤以降の展開は実験的なラブ・ストーリーへと転じていく野心的な構成だ。マンションの屋上を密室空間として捉えたセンスにも、映画作家としてのこだわりがある。屋上で男たちに暴行された少女に、少年は淡い恋心を抱く。「若松孝二 初期傑作選 DVD-BOX3」に収録。

  • 裸の銃弾

    制作年:

    初期には“ピンク映画の巨匠”と呼ばれるほど作品を撮り続けてきた若松孝二監督だが、中には本作のようにスタイリッシュなノワールなど、作家性で勝負する作品も撮っていた。鈴木清順の「殺しの烙印」風に、観客のイメージを喚起する映像ショットが心憎いカルトな一作だ。ある殺し屋の奇妙なストーリーが展開する。『若松孝二初期傑作選DVD-BOX2』に収録。

  • 胎児が密猟する時

    制作年:

    ピンク映画界の雄・若松孝二監督による衝撃的傑作。性的変質者の中年男が一人の若い女を自分のアパートに誘い込み、彼女を縛り上げてサディスティックにいたぶる。朝も夜も縛られ殴られて女は半死半生になるが、ついに縄をほどいてナイフで男を刺し殺す。

  • 水のないプール

    水のないプール

    制作年:

    女房もちの地下鉄職員。昼はキップ切りや掃除、夜はうるさい女房の相手と、単調な日々の連続。だがそんな彼に、突然夢のような日々が訪れる。女の部屋にマスクをつけて忍び込み、大量のクロロホルムをまくと、女が意識を失い好きなように犯せることがわかったのだ。やがて男は職業も捨て去り……。内田裕也が狂気の主人公を演じた話題作。タイトルの“水のないプール”の映像が象徴的に使用されている。脇役陣もバラエティー豊か。

  • 処女ゲバゲバ

    制作年:

    若松孝二の「狂走情死考」に続く監督作品。ボスの女に手を出し、私刑を受けて荒野をさまよう男と、キリストのように磔刑にされた女との出会いと別れを描く。荒野を一つの密室として捉え、荒野のほかにはテント一つと十字架1本しか出て来ない不思議な作品。出口出こと大和屋竺が脚本を書いた。

  • 犯された白衣

    制作年:

    1963年に「甘い罠」でデビューして以来、数多くのピンク映画を監督してきた“性と暴力”の巨匠・若松孝二の代表作とされる1本。当時シカゴで実際に起きた大量殺人事件をモデルに、看護婦寮に紛れ込んだ少年が意味もなく“白衣の天使”たちを陵辱したあげくに殺してしまうという物語を、どことなくメルヘンの匂いがするシニカルなタッチで描いている。密室を凄絶なまでにワンショットで動き回るカメラ、そして唐十郎演じる役名“美少年”が殺した女たちの死体の真ん中で、まるで胎児のようにうずくまるシーンが印象的だ。寮に機動隊が突入するラストでは突然ドキュメンタリー映画のような変調を見せ、衝撃的に幕が閉じる。

  • 犯された白衣

    制作年:

    1963年に「甘い罠」でデビューして以来、数多くのピンク映画を監督してきた“性と暴力”の巨匠・若松孝二の代表作とされる1本。当時シカゴで実際に起きた大量殺人事件をモデルに、看護婦寮に紛れ込んだ少年が意味もなく“白衣の天使”たちを陵辱したあげくに殺してしまうという物語を、どことなくメルヘンの匂いがするシニカルなタッチで描いている。密室を凄絶なまでにワンショットで動き回るカメラ、そして唐十郎演じる役名“美少年”が殺した女たちの死体の真ん中で、まるで胎児のようにうずくまるシーンが印象的だ。寮に機動隊が突入するラストでは突然ドキュメンタリー映画のような変調を見せ、衝撃的に幕が閉じる。

  • 天使の恍惚

    天使の恍惚

    制作年:

    若松孝二がパレスチナから帰国後“自分の身を張って闘える奴、本気で孤立できる奴、個的な闘いを個的に闘える奴など、孤立した精鋭こそが世界を変える、世界を創る”というテーマのもとにATGと初提携して監督した1千万円映画。革命軍“四季協会”の秋軍団は、首都総攻撃を期し米軍基地襲撃、武器奪取作戦を敢行する。パレスチナ帰国後、政治的にも性的にも、より一層過激化した若松孝二作品だけに、公開前からトラブルが予想された。公開時には過激派による新宿ツリー爆弾事件が発生し、東宝系での上映は中止され、アートシアター新宿文化のみの公開となった。

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