太田駿静、ミュージカル『南くんの恋人』出演に「宝物をいただいたような感覚」 製作発表レポート到着
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東京・日本青年館ホールにて12月6~16日上演されるミュージカル『南くんの恋人』の製作発表会が、11月5日、東京都内で実施された。冒頭では劇中歌を3曲メドレーで披露。その後は太田駿静(OCTPATH)、Who‐ya(Who‐ya Extended)・竹野世梛(ICEx)、世古口凌、高橋由美子、元吉庸泰(演出・歌詞構成)が登壇し、稽古場での様子や本作の見どころを語った。
【写真】ドラマにも出演した高橋由美子も! ミュージカル『南くんの恋人』製作発表ショットをイッキ見
原作は、内田春菊による同名漫画。1990年から2024年まで5度にわたりドラマ化された人気作品が、初めて”J‐POPミュージカル”として舞台化される。
主演・南聡介役は、OCTPATHのメンバーで本作が舞台初出演となる太田駿静と、アーティストのWho‐ya(Who‐ya Extended)がダブルキャストで務める。
聡介と共同生活を送ることになる堀切千代光役には、ダンスボーカルユニット・ICExの竹野世梛と、スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』などで活躍の幅を広げる世古口凌がダブルキャストで出演。
さらに、物語の鍵を握る白いカラス・シロ役には、1994年ドラマ版『南くんの恋人』でヒロインを務めた高橋由美子。演出・歌詞構成は元吉庸泰が務める。
製作発表会ではまず、田野優花、秋野祐香、畠山理温、中田凌多、日暮誠志朗演じる同級生キャストとアンサンブルによる「スクールライフ」。塾や部活、SNSに追われる高校生たちが日々を生き抜く“サバイバル”のような学校生活を力強く歌い上げた。
続く「瞬く星」の舞台は、新月の夜の砂浜。偶然居合わせた聡介、千代光、カラスのシロが、日常のざわめきや孤独をひととき忘れ、幾千もの星が流れる夜空に見入る場面を歌で描いた。
最後の「人生をとりもどせ」は、小さくなった千代光が、無気力な聡介に「人生から逃げるな!」と発破をかけるナンバー。互いに向き合い、ふたりの間に絆が生まれていく様子を、エネルギッシュな歌で表現した。高校生たちの日常から静かな星空、そしてふたりが前を向き始める場面へと、3曲で表情を変えていく音楽が、作品の世界を伝えた。
この後、太田駿静、Who‐ya、竹野世梛、世古口凌、高橋由美子に加え、演出・歌詞構成を務める元吉庸泰が登壇。
出演が決まったときの心境を聞かれた太田は「宝物をいただいたような感覚」と振り返った。長く愛されてきた作品に参加するプレッシャーもあったそうだが、今は楽しみの方が大きく、稽古では役の気持ちを保ったまま芝居から歌へ移ることを意識しているという。
演技の仕事が初めてのWho‐yaも、当初は驚きやプレッシャーがあったものの、稽古が始まってからは楽しみながら取り組んでいるといい、聡介という「自分とは違う人生を生きる」ことで、普段は知らない自分に出会える気がすると語った。
初舞台となる竹野は、緊張や責任を感じながらも、「新しい扉を開きたい」と出演を決意。映像での芝居を経験してきたからこそ、目の前の観客に歌や芝居で気持ちが届くよう、感情を表に出すことを意識していると話した。
世古口は、千代光役に決まり、舞台上で「どうちっちゃくなるのか」が楽しみだったと振り返った上、同じ役を演じる竹野とは歌稽古から一緒に取り組み、互いに気づいたことを伝え合っていると明かした。
そんな4人の稽古を見ながら、自分の初舞台を思い出すこともあるという高橋。1994年のドラマ版でちよみを演じて以来、約30年を経てカラスのシロ役として再び作品に関わることを「何かの運命だと思っています」と語った。制服姿のキャストたちと並ぶ自身を、合唱コンクールの“引率の先生”にたとえる一幕も。若いキャストたちの熱くて青くて新鮮な空気が客席に届くよう、支えていきたいと話した。
世古口が楽しみにしている“千代光がどう小さくなるのか”については、元吉が企画を聞いて真っ先に考えたことでもあった。演劇や映像の見せ方を取り入れ、観客の想像力も借りながら、千代光が小さくなったことを視覚的にも伝えるという。大きさの異なる二人が同じ場にいる驚きや、その光景から観客が何を感じるかを大切にしたいと語り、舞台ならではの仕掛けにも注目してほしいと呼びかけた。
楽曲の話題では、太田が「ラップがあります」と明かし、バラード調の曲から難度の高いラップまで、聴きどころの多さを紹介。
Who‐yaは、当初はAメロ、Bメロ、サビという構成を想像していたものの、実際の楽曲はテンポもリズムの乗り方も幅広かったと振り返った
竹野は、普段聴くJ‐POPにも通じるメロディーやリズムに親しみやすさを感じたといい、世古口は、歌っていると星空が浮かぶような幻想的な楽曲にも注目してほしいと話した。
高橋は「覚えるのが大変」と率直に話し、一曲の中でテンポが変化する難しさに触れた。元吉も、リズムが変わってもビートがつながっていたり、いったん消えたモチーフが別の形で現れたりする音楽の遊び心を紹介。
会見前日には、全員がそろって歌を交えた本読みを行い、若者たちの勢いや青春の戸惑い、大人の寂しさまで、登場人物のさまざまな心情を音楽が運んでくれると感じたそうだ。
ミュージカル『南くんの恋人』は、12月6~月16日、東京・日本青年館ホールにて上演。
【公演概要】
ミュージカル『南くんの恋人』
12月6日~16日 東京・日本青年館ホール
■原作:内田春菊『南くんの恋人』
■スタッフ
脚本:新井友香
演出・歌詞構成:元吉庸泰
音楽:オレノグラフィティ
振付:GENTA YAMAGUCHI
歌唱指導:福井小百合
■出演
太田駿静(OCTPATH) Who‐ya(Who‐ya Extended) 竹野世梛(ICEx) 世古口凌
田野優花 秋野祐香/畠山理温 中田凌多 日暮誠志朗
大山真志 木村花代/泉見洋平 笠松はる
麻央侑希 芋洗坂係長
高橋由美子
アンサンブル
音咲いつき 設楽銀河 岩淵心咲 漆間良尚 大川正翔 尾崎豪 Ken corin 嵯峨のん 徳田海斗
オンステージスウィング
海里 隈元梨乃