『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』見どころ3選 “おじいちゃん”インディの超活躍に刮目せよ!
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今作は「最後の冒険」ということで、シリーズファンにはたまらない小ネタも豊富。例えば、インディ“唯一”の弱点・ヘビもしっかり登場するし、親友のサラーは今回もインディを助けてくれる。ライトで照らされた遺跡の石壁でうごめく虫たちには『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』が嫌でも思い出される。もちろん、盛り上がるところではしっかりと「レイダース・マーチ」を聴くこともできる。
また、今作の敵は前述した通りナチスの残党。ナチスとインディは昔から因縁が深く、『レイダース』『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』でも戦いを繰り広げた。この2作は1930年代後半が舞台なので、現役バリバリのナチスとの戦いだったわけだが、1969年が舞台の今作でのナチスの目的は「戦前にタイムスリップし、ナチスドイツの敗北を防ぐ」というもの。かなりしつこく諦めの悪い奴らのため、インディたちがどこまで逃げても追ってくる。
そして、今作にはインディシリーズでは欠かせないヒロインの登場も。『レイダース』でインディの“元カノ”として登場し、今作でのヘレナ同様、彼に強烈なパンチをお見舞いしたマリオン(カレン・アレン)だ。時を置いて、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』では実はインディとの子どもがいたことを告白、そして2人は結婚することに。しかし本作『運命のダイヤル』では、インディは彼女と離婚調停中。それはなぜなのか、そして2人の愛の結末はどうなるのか、という部分も今作の大きな見どころの1つだろう。
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