偉大すぎる父を持つ芸能人7選 『あんぱん』俳優の父は日本代表する商社の元社長、芸能の道猛反対も
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毎年6月の第3日曜日は、父親に感謝を表す「父の日」。ここでは各分野の有名企業で会長や社長を務めた人物を父に持つ人気芸能人の情報をまとめていこう。
【写真】岩田剛典、ミッツ、松岡修造、加瀬亮…実は“父”がすごかった！
■岩田剛典
三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのメンバーで俳優の岩田剛典。彼の父親は、大正10年（1921年）創業の老舗靴メーカー・マドラスの代表取締役社長の岩田達七氏だ。
創業者の曽祖父をはじめ、祖父、父を歴代の社長に持つ達七氏は、創業90周年の前年となる2010年に社長就任。以降、銀座での旗艦店の出店や他ブランドとのコラボレーションなどを進めてきた。
創業100周年を迎えた2021年には、すでにアーティストや俳優として人気を確立していた岩田がマドラス社のシューズブランド“NERD MIND”のクリエイティブディレクターに就任。実は2020年のブランド立ち上げ時からデザインや運営にも関わっていたとのこと。今月、三代目 J SOUL BROTHERSや個人の活動に専念するためEXILEからの脱退を発表したばかりの岩田。家業ともいえるブランドと彼が、今後どんなコラボを見せてくれるの目が離せない。
■松井ケムリ
『M‐1グランプリ』2023、2024で2連覇を成し遂げたお笑いコンビ「令和ロマン」松井ケムリの父親は、日本の総合証券会社大手5社の1角を担う大和証券取締役副会長で大和証券グループ本社執行役員、そして関西テレビ監査役も務めている松井敏浩氏。2024年4月1日付の役員人事で敏浩氏が副社長から副会長となることが発表されていた。
息子のケムリは2024年に出演したラジオでこの件に触れつつ、父からは何も知らされていなかったことを告白。親子で一緒に食事をした際に、敏浩氏からは“副社長だけどいずれ辞めるかも”“副社長じゃなくなるかも”と告げられたとのこと。ケムリが「どうなるの？」と聞くものの敏浩氏は“発表があるまで教えない”と返され、発表後に副会長となることを知ったそう。
■ミッツ・マングローブ
ドラァグクイーンでタレント、歌手としても活躍するミッツ・マングローブ。小中学校時代をロンドンで過ごし、大学卒業後にはイギリスのウエストミンスター大学にも留学していた彼の父親は、英国伊勢丹を設立し社長を務め、伊勢丹新宿本店店次長にも就任した徳光次郎氏。
2004年に伊勢丹を退職した次郎氏は以降、複数の企業で役員を兼任しつつ、2011年に自身の会社を設立。全国各地の地域再生や街づくりに尽力し、イギリスでの経験や伊勢丹で培ったマーケティング戦略を紹介する公演活動も精力的に行っていた。
そんな次郎氏は2021年に74歳で死去。直後にミッツは自身のインスタグラムで生前の次郎氏との記念ショットを公開して追悼。投稿の中でミッツは父について「荒唐無稽な生業を選択してしまった息子に、あらゆる機会と出逢いを与え、その手と知恵を差し伸べ続けた男」と説明。続けて「きっとこの先も様々な場所や場面で、私は『徳光さんの息子さん』と呼ばれ続けることでしょう。彼が『ミッツ・マングローブの父親』と呼ばれる日は、どう頑張っても来ないような気がします」と次郎氏を追悼した。
■大倉忠義
SUPER EIGHTのメンバーで、2024年には自身の会社「J‐pop Legacy」を設立し、代表取締役社長にも就任した大倉忠義。タレントとしての活動と並行して、同社ではタレントの発掘、育成やアーティストのプロデュース、コンテンツ開発などを手がけている大倉だが、その父親は今年4月に行われた記者会見で初共演を果たした焼鳥チェーン店「鳥貴族」創業者にして株式会社エターナルホスピタリティグループ代表取締役社長の大倉忠司氏。
忠司氏は焼鳥店での勤務を経て1985年に大阪府内に鳥貴族の1号店をオープン。2005年に東京に進出すると、現在までに日本各地に600を超える店舗を展開。2024年には台湾への出店を皮切りに韓国、香港、アメリカにも進出している。
鳥貴族を一代で人気チェーン店へと成長させた忠司氏。息子の大倉は2024年に出演したテレビ番組の中で、忠司氏から「昔から“継がせない”と言われてた」と告白。その理由について大倉は、忠司氏が“息子に継いでいくと会社って衰退していく”と語っていたことも明かしていた。
