マーベル映画5週連続放送!「アイアンマン」藤原啓治が語る“マーベルの魅力”とは?

現在公開中の『ブラックパンサー』が全世界興行収入10億ドルを突破し、世界中で驚異的な大ヒットを記録しているマーベル映画。4月27日からは、あの『アベンジャーズ』シリーズの最新作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』も公開され、さらなる注目を集めること必至だ。同作の公開を記念し、全国無料のBSテレビ局・Dlifeでは、無料初放送2作品を含む計5作品が5週連続放送される。
【写真】『マーベル インヒューマンズ』に出演したすみれにインタビュー
同局の特別編成「マーベル フェス!」では、3月17日に放送される『アイアンマン2』から始まり、無料初放送となる『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』まで、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を観る前に制覇しておきたい作品が並ぶ。この豪華な編成に、マーベル作品にゆかりのある著名人からコメントが到着した。
『アイアンマン』でトニー・スターク役の日本語吹き替えを務める、声優の藤原啓治は「アイアンマンの魅力は、成長し変化していくこと」と語る。「マーベルのヒーローは、いかにも完全無欠の正義の味方、という訳ではなく、各キャラクターの影の部分も含め描かれる事で、ド派手なアクションはもちろんだけど、人間ドラマとしての見応えもあるとこが、面白さのポイントだと思います。特にアイアンマンの魅力は、彼が成長し変化していくことだと思います。調子に乗って失敗したり…そんなところも気に入っています」と熱い思いを寄せた。
一方、マーベル・コミックの人気シリーズを原作としたテレビドラマシリーズ『マーベル インヒューマンズ』に出演した女優のすみれは「アイアンマンは、演じているロバート・ダウニーJrがかっこいいのはもちろんですが、一見ラフに見えて、実は頭が良くて色々なことを考えているところが魅力だと思います。映画をシリーズで見ると、彼の成長がみえる反面、だんだんとアベンジャーズの中で彼の立場が複雑になっていって、世界(敵)との戦いだけではなく、自分との戦いも描かれているのがよくわかります」と分析。加えて「実は、仲間と協力すると言うスタイルは、自分らしくないけれども、アベンジャーズや、恋人ペッパーの存在によって彼の心が変わっていく、その人間っぽさや、男の人特有の考え方も見られるので、この5作品を見れば、まさにアイアンマンの全てがわかると思います!」と5作通しての視聴を勧めている。
また、国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.の活躍を描いたマーベルのテレビドラマシリーズ『マーベル エージェント・オブ・シールド』に出演した俳優の尾崎英二郎は「これだけの規模と作品数で“1つの壮大な世界観”を構築したスーパーヒーローの映画シリーズは存在しません」と断言。「映画の成功から、彼らを陰で支えた人々を描くテレビドラマまでがヒットしました。“全てが繋がっている”というコンセプトの上に生まれた、まるで永遠に続いてくれるかのような英雄伝・新たな神話の如く、驚異的な広がりを見せています。一言に“ヒーロー映画”と言っても、1人1人の個性が際立ち、異彩を放っています。葛藤を抱えながらも、それを乗り越えて平和を守るヒーローやヒロインたちは、どこか身近で、愛嬌があり、そして心強い味方であることが人気の要因だと思います。中でも魅力なのは、アイアンマン。ロバート・ダウニーJr.演じる主人公の人間的な奥行きが、シリーズを重ねるごとに深みを増していきます。仲間と共闘し絆を培い、やがてリーダーとして誰よりも友人たちや社会の人々のことを思うようになっていく…。切れ味のいい挑発的なセリフを次々と繰り出して観客の笑いを呼ぶ彼の存在が、奇跡的な人気を生んだのだと思います」とアイアンマンの魅力に言及した。
これらのコメントからも、今回の連続放送を楽しむ鍵はアイアンマンにあることがわかる。トニー・スタークはなぜアイアンマンになったのか。その後、アベンジャーズを結成し、彼はなぜウルトロンを作ったのか。アイアンマンの視点で、時系列順に作品を観ていくことで、よりマーベル作品の世界を堪能することができるだろう。この5作品を観れば『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をさらに楽しめること間違いなしだ。
全国無料のBSテレビ局・Dlifeにて、『アイアンマン2』は3月17日(土)22:00から放送、『アベンジャーズ』は3月24日(土)22:00から放送、『アイアンマン3』は3月31日(土)22:00から放送、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』は4月7日(土)22:00から放送、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月14日(土)22:00から放送。