深津絵里、『カムカムエヴリバディ』で変わらぬ魅力! 名作ぞろいの足跡を振り返る
90年代初頭から数々のドラマや映画で名演を披露してきた深津も、俳優としてベテランと呼べるキャリアに入りつつある。そんな彼女が現在ヒロイン役で出演しているのがNHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』だ。意外なことに本作が朝ドラ初出演となる彼女が演じているのは、母・安子(上白石萌音)に複雑な心情を抱いている18歳のるい。
11日に49歳の誕生日を迎える深津は、『芋たこなんきん』放送当時47歳だった藤山直美を抜いて、朝ドラ史上最高齢のヒロインに。そんな彼女は30年以上にわたるキャリアで培われた演技力と、デビュー当時から変わらないみずみずしい透明感で18歳のるいを体現。2021年12月、劇中に初めて登場すると、ネット上には「美しすぎる」「違和感ゼロ」「相変わらずの透明感」などの称賛が相次いだ。今後はオダギリジョー演じるトランペッター・錠一郎との恋の行方が物語の重要なポイントとなっていくだろう。
13年ぶりの連ドラ出演にも関わらず、まったく色あせない魅力を放っている深津。『カムカムエヴリバディ』での活躍ももちろんのこと、このドラマ以降、さらに円熟していく彼女の演技をさまざまな作品で楽しめることを期待してやまない。(文:スズキヒロシ)