『マイファミリー』賀来賢人、初共演・二宮和也は“いいお兄ちゃん” 本番のギアの違いに驚き
二宮和也が主演を務め、多部未華子が共演する日曜劇場『マイファミリー』(TBS系/毎週日曜21時)。二宮と多部が演じる、誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で戦っていくという“ノンストップファミリーエンターテインメント”となる本作で、賀来賢人が夫婦の大学時代の友人・三輪碧を演じる。賀来に話を聞くと、本当の友人のようだという撮影現場の様子や、主演の二宮の意外だったという印象を明かしてくれた。
【写真】温人(二宮和也)との関係は? 『マイファミリー』で三輪碧を演じる賀来賢人
◆おしゃれ弁護士・三輪碧は“ちょっと異端なキャラクター”
本作は、 『グランメゾン東京』(2019年)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(2021年)などを手掛けた黒岩勉のオリジナル脚本。時代の寵児と持て囃されるゲーム会社の社長・鳴沢温人(二宮)とその妻・未知留(多部)が、誘拐された娘の友果(大島美優)を取り返すために奮闘する姿を通して、“家族の絆”を描いていく。
『TOKYO MER~走る緊急救命室~』にも出演していた賀来に、黒岩脚本の魅力を問うと、「いろいろなところに散らばったものが急に回収されたり、つながったりするんです。そこは台本を読んでいても驚きがあり、気付いたら手の平で転がされていることもあって。すごく面白いです」と爽やかな笑みを浮かべる。
今回演じる三輪は、温人、未知留と元警察官の東堂(濱田岳)と同じアパートで学生時代を過ごした親友で、弁護士という役どころ。三輪については「調子が良くて、一見軽く見えますが、実は優しく仲間思いの一面があるキャラクターです。あと、見栄っ張りです」と表現。弁護士とは思えないおしゃれさも光るが、「衣装合わせの時に一番おしゃれなものをスタッフさんが選ばれて。僕も演じていてたまに弁護士という設定を忘れます」と笑う。
日曜劇場『マイファミリー』より (C)TBS
弁護士役は、『グッドパートナー 無敵の弁護士』(テレビ朝日系)に続いて2度目になるが、「前作の時にいろいろ知識を知れていたのは、大きかったです。ただ本当に難しい用語がたくさん出てくるので、その意味などは最低限調べました」と役作りについて告白。
自身で思い描く弁護士像を「三輪もそうですが、口がうまいイメージはあります」と言い、「パフォーマンス上手な感じの喋り口や人との接し方は、意識して演じています。その中でも、三輪は緩急があるキャラクター。普段はおちゃらけていますが、いざという時に口で畳みかける部分もあって。切り替えが急なので、常に何を考えてるか分からないような人でもあります。二宮さん、岳くん、僕が演じる同級生の3人はキャラクターが各々違いますが、その中でもちょっと異端なキャラクターになっています」と言及する。