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赤楚衛二、いい意味での諦めとフォーカスずらしで「人生は楽しめる」

映画

■仮面ライダークローズ/万丈龍我と『ゾン100』でヒーローは「繋がっているな」

――輝は学生時代にやっていたアメフトがゾンビと対峙するときに役に立ちましたが、赤楚さんが過去にやっていたことで、いま役に立っているなと思うことはありますか?

赤楚:剣道ですかね。当時はきつかったのですが、いま考えるとその時のおかげで根性がついたのかなと思っています。あとは公文でしょうか。普通に計算が早くなり、スケジュールの管理や逆算がパッとできるので、役に立っているのかなと思います。

『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』場面写真
――みんなを救う“ヒーロー”に憧れる輝ですが、赤楚さんでヒーローと言えば『仮面ライダービルド』の仮面ライダークローズ/万丈龍我が印象に残っています。本作となにか共通点はありましたか?

赤楚:仮面ライダークローズも青色のライダーだったのですが、今回も青色という共通点はありました。作画の高田さんもクローズを観てくださっていたようで「同じ青ですね」という話をしてくれましたし、僕のなかでも勝手に「繋がっているな」と感じる部分は多かったです。でも、ヒーローと言っても輝は“誰しもがなれるぐらいのヒーロー感”だったので、身近さが魅力なのかもしれません。

■考え方しだいで置かれた状況を楽しめる輝との出会いは運命

――「やりたいことができないなら、ゾンビに食われた方がマシ」というのはある意味、開き直り的な感情だと思うのですが、赤楚さんはこのマインドに共感できますか?

赤楚:開き直りというか、置かれた状況で何をするかというのは大切かなと。例えば、いま僕がアメリカで1週間暮らしたいと言ってもそれはできない。それに対してできないことを嘆くよりも、いまできることのなかで、何か楽しいことを見つけるというマインドはとても共感できます。諦めるという言葉が正しいか分かりませんが、諦めとフォーカスをずらすは、誰でもできることだと思うので。

――そういう考えは昔からあったのでしょうか?

赤楚:僕も以前は理想の自分がいたり、やりたいことがいっぱいあって、理想と現実との乖離で苦しんだ時期がありました。でも、自分のやってきた過程を肯定してあげることで、徐々に気持ちが楽になっていったんです。

――気持ちの変化にはなにかきっかけがあったのですか?

赤楚:コロナ禍ですね。緊急事態宣言中に、自分を見つめ直す時間がありました。自分を掘り下げていった結果、高望みするのではなく、自分の置かれた状況としっかり向き合うことが大事だなと感じるようになりました。

赤楚衛二
――そういうマインドになってから、輝というキャラクターに出会えたのはすごく大きな縁ですね。

赤楚:運命を感じました。輝は、ただその場の状況を楽しむ。やっぱり楽しまないと人生は豊かにならないままです。輝という人物に出会って、そういう考えが正しいんだなと思えたことは僕にとって収穫でした。

――そんな赤楚さんがいまかなえたいことは?

赤楚:エジプトに行ってピラミッドを見たい。北欧に行ってみたい。オーロラを見たい。滝行をしたい。ニューヨーク、アンコールワット、マチュピチュに行きたい。スカイダイビング、スキューバーダイビングの免許を取りたい。バイクの免許も欲しい。ハワイへも行きたい。人生1回しかないので、やりたいことを沢山したいです。

(取材・文:磯部正和 写真:高野広美)

 Netflix映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』は、Netflixにて8月3日世界独占配信。

※柳俊太郎の「柳」は「『柳』の異体字」が正式表記

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