『君が死ぬまであと100日』豊嶋花、初の恋愛作品ヒロインに「ギアをフル回転しています」
高校の文化祭で椎名林檎「丸の内サディスティック」を披露 ※「豊嶋花」インスタグラムより
――昨年2022年には高校に進学して、出演作品も増えています。公私ともに環境の変化を感じる部分もあると思いますが。
豊嶋:高校に進学したことで、本当に大きく成長したと思って。中学生の時は“ザ・女子”って感じで、3年間、少人数の女子グループでずっと固まっていたんです。でも高校生になって、クラス全体で仲が良い雰囲気があって。中学の時は自分が少人数にこだわっていたのもあったし、男女の壁も結構あったので、本当に数人としか関わってなかったんです。
高校に入学して環境が変わったことで、他クラスの女の子と仲良くなったり、男の子とも普通に話すようになったりと、人と交流することで、自分も変わった気がします。いろんな人柄や人間性を見られることで、役づくりの参考ではないですけど、自分にとって本当に大きな変化だと思っています。
――仕事に割ける時間が増えたりも?
豊嶋:そうですね。中学3年生の時は受験でお仕事をお休みした時期があったので。
――高校で変わったというお話をお聞きした上でインスタグラムを拝見すると、確かに体育祭では応援団に、文化祭ではバンド演奏と大活躍の様子ですね。
豊嶋:体育祭で応援団をしたのは5月末で『ばらかもん』の撮影の直前で、「『ばらかもん』頑張るぞ!」と気合いも入れて(笑)。文化祭が9月で『ばらかもん』がクランクアップしてすぐでした。たまたま同じクラスにベースとキーボードとドラムができる子がいて、私のギター&ボーカルがそろってみたいな奇跡が起きて。
体育祭では応援団を務めた ※「豊嶋花」インスタグラムより
――偶然それだけのメンバーがそろうのはすごいですね(笑)。何を演奏したんですか?
豊嶋:椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」です。
――めちゃくちゃ難しそうです。
豊嶋:原(曲)キーが出なくて、キーを下げてやらせてもらいました。時間がなかったので、全員分簡単にしたんですけど、バンドスコアは兄に作ってもらいました。兄は音楽関係の仕事をしていて、最後のスキャットなんかも一緒に音程を考えてくれたりもしたんです。本当に兄に感謝、メンバーに感謝って感じでした(笑)。
(取材・文:編集部)
『君が死ぬまであと100日』は、日本テレビにて毎週月曜24時59分放送。11月6日の第3話は24時4分放送(全10話)。