宮澤佑、10年間積み重ねたスーパー戦隊への思い 『爆上戦隊ブンブンジャー』ブンバイオレット抜てきで「ついにヒーローになったんだ!」
現在放送中のスーパー戦隊シリーズ第48作『爆上戦隊ブンブンジャー』(テレビ朝日系/毎週日曜9時30分)の第16話(6月16日放送)より、新ヒーロー・ブンバイオレット/焔先斗(ほむら・さきと)が登場。焔先斗を演じる宮澤佑は現在29歳と、先にブンブンジャーを演じているキャストたちと比べると歳も芸歴も先輩にあたる。さらに、10年前からスーパー戦隊のオーディションを受け続けてきたということで、ヒーローへの思いもひとしお。現場の雰囲気に加え、作品に対する熱い思いを語ってくれた。
【動画】宮澤佑、念願叶ってなれたヒーローへの思いを語る
■「ついにヒーローになったんだ!」10年間積み重ねたスーパー戦隊への思い
――スーパー戦隊へのご出演は今作が初になるかと思います。改めて、オーディションに受かったときの喜びを聞かせてください。
宮澤佑
宮澤:受かったと聞いたときは、喜びというよりも驚きの方が大きかったです。実は、スーパー戦隊のオーディションは10年前、19歳の頃から受け続けていて、「まさかこの年齢(29歳)で受かるのか!」というのが最初の感想でした。実際に喜びを感じたのは、クランクインしてブンバイオレットの姿を見たときです。「ついにヒーローになったんだ…!」と。10年間積み重ねてきた思いもあり、そのときの感激は忘れられません。
――宮澤さんはもちろん、応援していた方々の喜びもすごかったのでは?
宮澤:そうですね。マネージャーさんや事務所の方々は喜んでくれました。ただ、一番応援してくれている家族にはまだ言っていないんです(※取材時は情報解禁前)。今から言うのがとても楽しみで! 絶対に喜んでくれると思います。
――これまで観ていたスーパー戦隊シリーズで思い入れのある作品はありますか?
宮澤:『百獣戦隊ガオレンジャー』(2001年)や『忍風戦隊ハリケンジャー』(2002年)です。映画やショーなども観に行った記憶があります。この2作品を観たのがきっかけで“ヒーロー”というものを初めて意識したこともあり、とても思い入れがありますね。また、“縁”のようなものも感じていて…。事務所の先輩でとてもお世話になっている純烈の酒井一圭さんが『ガオレンジャー』、白川裕二郎さんが『ハリケンジャー』に出演していたこともあって、“繋がっているな”と思いました。
――先斗が登場する16話がもうすぐ放送されますが、ワクワクとプレッシャーではどちらの方が大きいですか?
宮澤:ワクワクが7割、プレッシャーが3割というところでしょうか(笑)。追加戦士ということで、これまでの『ブンブンジャー』にスパイスのようなものを加えないといけないと思っています。
――演じられている先斗の印象も聞かせてください。
(左から)ブンバイオレット、ビュン・ディーゼル (C)テレビ朝日・東映AG・東映
宮澤:彼は過去に色々あって、普通の人が育つ環境ではないところで育っています。そのため少し異質というか、普通の人とは違う性格であったり、世間を知らない部分が多々登場します。その中に先斗のカッコよさやかわいさが詰まっていると感じました。それを観ている人にも感じてもらえるように演じなければと思っています。
――“異質”ということですが、宮澤さん自身は先斗に共感できる部分はあったりしますか?
宮澤:先斗は「孤独」だと思うんです。そのため心に大きな闇を抱えており、いびつな環境下で育ったこともあって、人との距離感がわからなくなってしまっている。そんな中でも信頼できる人・物はあって、それに対しての真っすぐさ・熱さは自分自身に似ているところがあるのかなと思います。僕の場合は友達や支えてくれるマネージャーさんなどで、大切にしている人に対しての思いは共感できると感じました。