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上白石萌音、大学卒業し仕事一本になった1年は「“さぁどうする?”と問われている感じ」

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◆勝負の世界に生きた竜美を演じることで自身の負けず嫌いに気づく?


ドラマ9『法廷のドラゴン』場面写真 (C)「法廷のドラゴン」製作委員会
 演じる竜美の魅力を尋ねると「考える時間をちゃんと取れるというところが素敵だなと思います」との答えが。「竜美は人を待たせてでもちゃんと考えたい人。人を待たせちゃうという社交性では問題があるかもしれませんが、それくらい相手のこともしっかり考えている。将棋では一手が命取りになるように、1つの言葉や1つの行動にすごく意味があるんだということを知っている子なんです」と話す。

 子どものころからプロ棋士を目指し、将棋一色の人生を送ってきた竜美は、勝負に対するこだわりも強い。上白石にも、そうした一面はあるのだろうか?「この世界(芸能界)も勝負といえば勝負かもしれないですが、そんなに勝ち負けがつくわけじゃなくて、どちらかといえば自分との戦い。自分で良しと思うか、ダメだったなと思うかの世界なので、相手に対して闘志を燃やすというのはあまりなくって。でも今回竜美を演じて、自分も実はすごく負けず嫌いなんだな、私も勝ちたいんだなと気が付きました」と明かす。「棋士の方の気持ちを知りたいなと思い、本をたくさん読んだんですが、やっぱり対局の時は、相手の息の根を止めるくらいの気合いでいくらしいんです。頭脳戦ではあるけれど、それくらいの気持ちでいくと。1回の負けが命取りになる世界だと知ってから、私も法廷のシーンの前は“戦”だと思って臨むようにしました。すると、さぁここから長セリフですという時に、心の中で着火するのが嫌いじゃなくて(笑)。滾(たぎ)る自分がいたんですよね。今まで自覚してこなかったけれど、これからは意識的に負けん気をがんがん燃やしていこうかなと。そんな喜びを覚えてしまいました」と笑顔を見せる。

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