乃木坂46・筒井あやめ、20歳の写真集は“2kg増量”で撮影「女性らしい体型を目指して」
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――新たに6期生を迎え入れて、4期生の役割をどう受け止めていますか?
筒井:加入当時、2つ上の先輩だった2期生のみなさんが遠い存在に見えていたんです。実際に6期生のみんなが加入してからは、1つ上の先輩で(2月に卒業した)3期生の与田(祐希)さんが5期生を「孫みたいに感じる」と言っていたのが、よく分かりました。大変なことがあったとしても、楽しいこともきっとあるし、与田さんが5期生にやっていたことを、私も6期生にやってあげたいです。
――上に3期生、下に5〜6期生がいる環境で4期生の空気感は?
筒井:お姉さんになったんですけど、控えめな雰囲気は変わりません。みんな性格がおだやかで、仲がいいのも相変わらずです。でも、環境は少しずつ変わってきました。みんなでワイワイする雰囲気も落ち着き、最近は個々での活動ものびのびと楽しんでいる印象です。
――20代となって「自分の感情に素直になる」と、新たな目標も掲げていました。
筒井:気持ちを閉じ込めている意識はなかったけど、ふと「マイナスな感情を見せないようにしていた」と気づいたんです。内面に興味のあるファンのみなさんもいらっしゃるし、気持ちを閉じ込めすぎず、ほどよく出していきたくなったので目標にしました。言葉にしてからは、昔よりは感情を出せるようになったと思います。
――変化の一方で、加入7年目ながら胸に秘める初心もありますか?
筒井:何事も真面目にやる。完璧主義で、ダンスでは「先輩たちによるオリジナルの振り付け」を守りたいという気持ちが強いんです。ライブ前には、過去のライブ動画を見返して先輩たちの振り付けを確認しますし、その習慣は昔から変わっていません。
――加入前から見てきたグループへのリスペクトも感じられます。
筒井:やっぱり、リスペクトはあります。先輩たちが「レコード大賞」を獲得していたり、すでにできあがった状態のグループへ加入したので、自分たちが作り上げてきたものではないからこそ「もっといいものにしていかなければ」という気持ちがあるんです。先輩たちへのリスペクトを持ち続けるのはもちろん、後輩のみんなにもリスペクトを持ってもらえるようなグループでありたいと思っています。
(取材・文:カネコシュウヘイ 写真:松林満美)
乃木坂46・筒井あやめ1st写真集『感情の隙間』は光文社より6月3日発売。価格は2600円(税込)。