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綾瀬はるか、「”推し”はいたことがない」 過去にハマった意外なものとは?

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◆「推しがいたことのない」綾瀬はるか、過去にハマった意外なものとは?



――「死」や「終活」がテーマではありますが、コメディー要素も多く、肩ひじ張らずに楽しめる作品になっています。第1話では、鳴海のダンスシーンもかわいらしかったです。

綾瀬:ダンスの経験があまり多くないのですけど、曲もハッピーな感じで練習から楽しかったです。画面には、いろんな思いを表す3人の鳴海が現れるのですが、「自由に動いていいですよ」と言われた一番右の人に注目してください(笑)。

あのダンスは、鳴海の「推し」に向けてのダンスだったのですが、私は推しを持ったことがないので、推しがいるってこんなに楽しそうなんだ!と思って。ちょっと探してみようかなと考えています。きっと何か「おいしい食べ物の推し」になるかと思います(笑)。

ドラマ『ひとりでしにたい』より (C)NHK
――鳴海のご両親を演じられた國村隼さん、松坂慶子さんが、「この両親から鳴海は生まれるわ」と納得させられる存在感で素敵でした。

綾瀬:確かに! 國村さんは演技なのかアドリブなのかよくわからない、飄々とした間もすごく面白くて。「こんなお父さんがいたらすごく面白いだろうな~」とずっと見ていられるお父さんでした。松坂さんは普段は役と違っておっとりされていて優しいのですが、演技に入られるとまた別人ですごいなと思って見ていました。お二人との共演シーンはすごく楽しかったです。

――鳴海は「推し活」⇒「婚活」⇒「終活」といろいろな「〇〇活」に取り組みます。綾瀬さんご自身はハマったことのある「〇〇活」はありますか?

綾瀬:シリーズもので長いドラマにハマったりはしますね。ゾンビものとか(笑)。私、『ジュラシックパーク』のような恐竜ものも好きなのですが、ゾンビはちょっとリアリティーあるんだけど、でもファンタジーなところが大好きなんです。ハラハラ感も好きで、「逃げろー!」「刺すのは首の後ろだ!」って熱中しながら観ています(笑)。

観終わった後は、めっちゃゾンビものやりたい!って思うんですよ。ゾンビから逃げながらもどんどん戦っていくスナイパーみたいな役をやりたい!と思っていた時もありました(笑)。


――(笑)。先日40歳になられた綾瀬さんですが、普段の生活で何か意識が変わったところはありますか?

綾瀬:できることなら規則正しい生活をしたほうがいいかなと思っています。疲れちゃったり、免疫力が落ちると風邪をひきやすくなるから、免疫力を落とさない生活を心がけたいなと。ずっと運動はしているのですがもうちょっと頻繁に行ったり、長風呂もあまり好きじゃないんですけど頑張ってやったほうがいいなと考えるようになりましたね。

――最後に作品を楽しみにしているファンのみなさんへメッセージをお願いします。

綾瀬:漠然とした「死」というものに対しての物語ですが、死ぬって誰にでも平等に訪れるので、いつかそういうことがあるんだなと受け入れることで、怖いものではなく自然の摂理なんだと思うと、自然に受け入れて、なるようになる!と思えるようになるんじゃないかと思います。

みなさんに共感してもらえるところもありつつ、コメディーの部分も強いのですごく笑っていただきたいですね。ちょっと頑張ってみようかなと思えるような、背中を押してくれるドラマになっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。

(取材・文:佐藤鷹飛 写真:高野広美)

 土曜ドラマ『ひとりでしにたい』は、NHK総合にて6月21日より毎週土曜22時放送。

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