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小芝風花、人生の半分が俳優業に 「決して順風満帆ではなく」――目標ノートをやめた今

ドラマ

■人生の半分が俳優業に 「決して順風満帆というわけではなくて、ゆっくりゆっくり進んできた」

 小芝がデビューしたのは14歳。現在28歳なので、人生の半分が俳優業となった。小芝は「始めた頃は、芸能界のことも何も知らなくて、活躍できるかなんて想像もつかなかった。母と妹と3人で上京してきて、本当に不安しかなかったです。この14年間、決して順風満帆というわけではなくて、ゆっくりゆっくり進んできたタイプ。周りの同年代の子たちと比べて落ち込んだ時期もありました」と率直な胸の内を明かすと「でも振り返ると、その時間があったからこそ気づけたことや、今の考え方がある。全部が無駄じゃなかったんだなって思えます」とポジティブに捉える。

 小芝自身「10代は頑(かたく)なで自分に厳しすぎた。本当に融通が利かなくて」と笑うと「学校が終わると毎日事務所のレッスンで。もっと遊べばよかった。当時の夢は、友達とテスト勉強をファーストフード店ですることだったんです」と照れ笑い。

 そんな自分に厳しい小芝だったからこそ、自らの未来に対して「〇〇歳までには〇〇をする」と事細かにノートに記していたと以前話していた。現在も「やっているのですか?」と問うと「いまはもう書いていないんですよ」と笑う。


 「20歳の時、25歳までの目標は結構綿密に書いていました。でもコロナ禍もあって、思った通りにいかないことが多かったんです。まあもともと『こんなスケジュールこなせるの?』というぐらいツッコミどころ満載の目標だったのですが、人生なんてどうなるか分からないと思ってやめたんです。いまは『20代ではこうしたい』『30代ではこうしたい』みたいにざっくりと考えるようになりました」。

 書いた目標は「全然その通りにならなかった」という小芝。「10代は真っ直ぐな役とか明るい役、元気で優しいという優等生のキャラクターを演じることが多かったんです。そこから脱却したいという思いがずっとあったのですが、多分イメージ的にそういう役が来なかったのかなと思っていました」。

 しかし近年は素敵な出会いによって、グッと視界が広がったという。大きく流れが変わったと感じたのが、2023年4月から放送されたドラマ『波よ聞いてくれ』(テレビ朝日系)。小芝は、金髪でやさぐれたラジオDJに挑戦し、大きな反響を得た。

 「ありがたいことに、『波よ聞いてくれ』や(大河ドラマ)『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』、今回の作品のように、今までのイメージとは違う、チャレンジングな役をいただく機会が増えました。特に『波よ聞いてくれ』のプロデューサーさんとは4回目のお仕事で、『小芝さんのこういう役が見てみたいんです』と熱心にお話をしてくださったんです。多分、プロデューサーさんにとっても賭けだったと思います。そんな風に、人との出会いに本当に恵まれているなと感じます」。

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■「今はとにかくいろいろなものを見て、感じて、インプットしたい」

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