クランクイン!

  • クラインイン!トレンド

高畑淳子、「あっちゃんの芝居は面白くない」名優からの言葉が転機 自分をさらけ出し「芝居は遊んでなんぼ」をモットーに

映画

◆高畑淳子が語る、認知症と終活


映画『お終活3 幸春!人生メモリーズ』より (C)2026「お終活3」製作委員会
 三田が演じる豊子は、認知症を患っている女性だ。高畑は「認知症の役ですが、三田さんは“自分は病気なんだ”と感じていない役として、演じられていたように思います。こうやってお役を作られるんだと、刺激を受けました」としみじみ。

 息子の博は、認知症の母親と接する際に、どうしても「そうじゃない」と否定してしまったり、彼女を責めてしまったりもする。千賀子は、そんな博に向けて「否定ばかりすると、嫌な感情ばかりが残るかもしれない」「認知症でも心は忘れていないと思う」と投げかけるのだが、自身の母も晩年は認知症を患っていたという高畑は「“認知症でも心は忘れていない”というのは、とても芯を突いたセリフだと思います」とまっすぐに語る。
 
 「脳の機能が衰えたとしても、すべてが失われているわけではない。とても難しいことですが、否定せずに認めてあげることで、お互いに楽になることはあると思います。思うようにならない人がいるというのは、本当に大変なことで。一朝一夕にはいきませんが、今、そうした問題に直面している方にとって、“捉え方を少し変えることで楽になれるかもしれない”。そんな糸口になればいいなと思っています」と願いを込める。

 登場人物たちの掛け合いに笑ったり、胸を熱くしながら、終活や介護に役立つ実用的な情報を学べることも、本シリーズが多くの支持を集める理由のひとつだ。高畑自身は、終活の一環として「エンディングノートを作成している」という。

 「悲しいことですが、人は絶対にいつか死ぬので。私は怖がりなので、30歳くらいの頃から、黄色い表紙をした“お母さんが死んだら見るノート”というものを作っています。“お葬式でどういった音楽を流してほしい”とか、そういったことにはまったく興味がないんですね。何を流してくださろうが、その時にはもう聴こえませんから」と笑いながら、「預貯金のことや保険のことなど、普通の生活として必要なことや、言っておかなければいけないことを書き留めています」と“自分がいなくなった後、困らないように”という思いをしたためたノートだと明かす。

次ページ

◆「あっちゃんの芝居は、面白くない」――訪れた、俳優としての転機

2ページ(全4ページ中)

この記事の写真を見る

関連情報

あわせて読みたい


高畑淳子 の関連記事

お終活3 幸春!人生メモリーズ の関連記事

最新ニュース

クランクイン!トレンド 最新ニュース

おすすめチケット

powered by ローチケ

おすすめフォト

おすすめ動画

最新&おすすめ 配信作品

注目の人物

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る