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高畑淳子、「あっちゃんの芝居は面白くない」名優からの言葉が転機 自分をさらけ出し「芝居は遊んでなんぼ」をモットーに

映画

◆マリバロン様の人気は健在!



 それからは「母に、四国に帰るリミットを伸ばしてもらった」と、俳優業に邁進してきた高畑。「ちょっとずつ舞台のお仕事もいただけるようになったり、テレビのお仕事もいただけるようになって」という頃に出演したのが、『仮面ライダーBLACK RX』だ。

 高畑は、仮面ライダーBLACK RXと戦う諜報参謀のマリバロンを演じた。同作が放送されたのは1988年のことだが、「いまだに“マリバロン様、次のお芝居を待っていました”、“サインをお願いします”と舞台の楽屋口などで待っていてくださる方がいるんですよ」と今なお根強く愛され続けるキャラクターになっているのだとか。「支度場が、『はぐれ刑事純情派』と同じ場所だったんです。私が緑や赤色のメイクを塗っていると、『はぐれ刑事純情派』に出ている友だちが隣にいたりして。“私も人間の役をやりたいな”なんて思ったりしていました(笑)。マリバロンをきっかけに、今でも劇場でお芝居を観てくださる方がいると思うと、とてもうれしいです」と声を弾ませる。

 さらに「『3年B組金八先生』で養護の先生を演じてからは、しっかりとした性格の役を演じることも多くなりました。個人的には、どこか欠落していたり、ちょっとおかしなところのある役に惹かれたりもします。俳優って、いろいろなことに挑戦できるのが本当に面白いですね。“この役をやってほしい”と言っていただくこと、“ええ!こんな役はできない!”と感じるような役をいただくのも、とても楽しいです」と俳優業への情熱を吐露。

 元気の源も、「芝居」だ。「30歳ギリギリでなんとか踏ん張って、俳優として首の皮が一枚つながったようなものです。そんな私が役者としてお仕事を続けられて、お芝居ができていること自体、こんなにうれしいことはないです。今回だって、“三田佳子さんじゃん!”って三田さんにお会いできるのがうれしくって。土佐鶴のCMだってずっと観ていましたから。もう、ただのミーハーですよ」とにっこり。周囲をパッと明るく照らすような笑顔を持った、パワフルな、71歳。最後に、理想の年齢の重ね方を聞いてみた。「これからもきっと、思うようにならないことだってあるはず。自分の理想とは違うことや、思わぬ病気もあるかもしれません。でも何があってもそれを受け入れ、その時にできることをやる。そして人に頼ることを恥ずかしがらずに、いろいろなことに挑戦できたらうれしいです」。

(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)

 映画『お終活3 幸春!人生メモリーズ』は、5月29日全国公開。

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