上戸彩、女優業を続けるモチベーションは「スタッフの存在」 世界進出への思いも告白
10代でデビューし、数々の代表作を経て、現在に至る。ターニングポイントを聞くと、テレビドラマ『3年B組 金八先生』、『李香蘭』、月9ドラマ『流れ星』、映画『あずみ』と枚挙にいとまがない。「自分の年齢と作品とのタイミングが合った時にステップアップを感じます。作品の力を借りながら、自然と自分自身のイメージが変化出来ているときが嬉しい」と、関わった作品のほとんどを成長の糧にする。
それでは、女優業を続けるモチベーションは? と聞くと、裏方スタッフの存在を上げる。「今まで色々な仕事をしてきた中で、テレビドラマの撮影が一番ハード。しんどいし、逃げたくなる時もある。でも私は働いた分だけスポットが当たるけれど、裏方さんたちは家に帰らずに現場で寝ていたり、見えない苦労をたくさんしている。そんな中で共に苦労を分かちあいながらエネルギーをぶつけあって、一つの作品を作る。それが最高のチームと最高の作品を生むんです」と、支えてくれる仲間やスタッフたちの存在に感謝しきり。誰とも別け隔てなく接し、感謝の気持ちを常に持ち続ける姿勢は、劇中で演じるオーロラ姫と上戸の共通点なのかもしれない。
上戸が、オーロラ姫の日本語吹き替え版声優を務める『マレフィセント』は7月5日より全国ロードショー。
衣装クレジット:「rich/arl.」