尾野真千子、長瀬智也と初共演 “ジャニーズ”イメージに身構えていた
また長瀬について、「バラエティ番組で一緒になった時も、前に話したことを全部覚えてくれていて、『尾野さんってこういう人だったよね』ってみんなに言ってくれて、それに合わせて話しを広げてくれてすごいなと思いましたね。普通細かいトークの内容なんて覚えてないじゃないですか。趣味のこととか酔ったらどうなるとか。そういうのを全部覚えてくださっていて素敵な方だなと」と絶賛する。
劇中、なおみは地獄のシーンには出演していないが、「私も地獄で鬼の扮装もやってみたかったです」と笑う。鬼の役は長瀬も桐谷健太も、スクリーンを観ただけでは誰だかわからないくらいメイクをしているが、「それってすごくいいなと思いましたね。着ぐるみを着ているようなものじゃないですか。だけどその状態で芝居が見えるというのは素敵だなと」と語る。役者のブランド力ではなく芝居そのものの力が問われる演技というのは「やってみたいことの一つ」とのことだ。
最後に自身で「これは地獄に落とされるかもしれない」と思い当たる経験、自分の中の“闇の部分”はあるのだろうか、そう問うと、「あります、あります、いっぱいありますよ。嘘をついたこともあるし、閻魔さまに舌を抜かれるんだろうなということはありますよ」と笑った。(取材・文・写真:田中裕幸)
映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は6月25日より全国公開。