広瀬すず、山崎賢人の“漫画原作に挑む覚悟”に興味津々!
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大きな壁が立ちはだかる現場を、高め合える存在がいたからこそ乗り切れたようだが、山崎が「ストイック」というように、広瀬のど根性ぶりはかなりのもの。「やると決めたら、途中でやめるのは許せないタイプ」と負けず嫌いな性格もエンジンとなるそう。今回だけでなく、『ちはやふる』ではかるた、『チアダン』ではチアと猛特訓が必要となる役柄を演じており、「なぜか毎回、結構な壁があるんですよね(笑)。それぞれ、本当に大変です。でもその分、人一倍、達成感を感じられる」とハードルの高さも力に変えている。
漫画原作の実写化に挑む機会も多い2人。山崎は、待機作にも漫画原作ものが続いており、これには広瀬も「大事にしていることって何?」と興味津々。山崎は「無意識のうちに、原作のファンになっていますね」とファンになるまで原作を読み込むようにしているという。「好きになれば、作品をつくっていく過程もすべてが楽しくなる。名シーンやセリフから、“この人はどういう人”なんだとわかることも多いですから。そこから、現場で感じたものを込めて演じています」。本作では、「演奏シーンは実際にやってみないとわからなくて。すずと本当にセッションをしている感じで、すごく興奮しました」と、とりわけ演奏シーンではリアルだからこその空気を吸い込むことができたという。
「きちんとメッセージを伝えられるような存在になりたい」(山崎)、「作品や役柄に染まっている瞬間が、最高に楽しい」(広瀬)と、俳優業への意欲は尽きない。「また共演したい!家族や兄妹の役なんていいね」とキラキラとした光を放つ2人は、まさに青春真っ盛り。彼らの体現したラブストーリーを是非、堪能してほしい。(取材・文・写真:成田おり枝)
『四月は君の嘘』は9月10日より公開。