土屋太鳳、2017年は「挑戦と秘密を大事にしたい」“隠しスパイス”を持つ女性に
土屋にとっては、今年最初の出演映画となる本作だが、撮影自体は昨年中にクランクアップ。本作のことを含め、2016年という1年間を土屋は「出会いと反省」と振り返る。「監督やスタッフ、キャストの方に出会えたのは、自分が女優をしていなかったら出会えなかった人たちなので、とても感謝しています。でもその分、ちゃんと期待に応えたい、こんな風に演じたいというイメージにたどり着いていない…。たどり着くことに時間が掛かってしまうので、反省の1年でもありました」。
廣木監督には「『カメラの前でしっかり呼吸をすること。土屋太鳳として呼吸することも、その役を演じていることでもある』ということも教えていただきました」と語る。本作を含め「この1年(2016年)で30年くらい生きたのではないかと思うくらい、様々な役を演じさせていただきました」と感慨深い様子で述懐した。
昨年、実りある1年を過ごした土屋。今年は「挑戦と秘密を大事したい」と目標を掲げる。「挑戦は、様々なことに挑戦したいということと、秘密を持っていそうな、隠しスパイスがありそうな女性になりたいです。秘密は誰かに嘘をつく、隠れて何かを行うということではなく、秘密を心のスパイスとして楽しむと言いますか、心のなかにスパイスを持っていたいなと思います」。同作で共演した玉城ティナが、髪の外側でなく内側のみをカラーリングしていたことを例にあげ、「スパイスをアクセサリーのように楽しんでいけたらなと思っています」とニッコリ。「生き方が映像に出ると言われているので、色んな役を演じさせていただく中で、自分の成長も大事だなと思いました」。(取材・文:ほりかごさおり 写真:赤山恭子)
亀梨と土屋の可愛らしい年の差結婚生活を描く『PとJK』は、3月25日より全国公開。