オダギリジョー&麻生久美子、12年ぶりの“再会”も失われなかった信頼感
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■ 新加入の吉岡里帆は「この世界観に合ってる」(オダギリ&麻生)
―お二人とも40代に入って、中堅の位置に差し掛かっていると思いますが、撮影現場での過ごし方も変わってきましたか?
オダギリ:僕がどうこうというよりも、今回、監督がいろいろ変わるじゃないですか。それによって現場が変化するっていうのは明らかにありますよね。監督の個性だったり、こだわりだったり、好きなポイントだったり、それぞれ違うので。
―今回は大九明子監督(『勝手にふるえてろ』)や今泉力哉監督(『愛がなんだ』)など、新進気鋭の監督も参戦していますが、刺激になりましたか?
オダギリ:監督はそれぞれ、いろいろと苦労されたんじゃないかと思いますね。『時効警察』っていう出来上がった 1つの世界観に飛び込んでくるわけですから。僕らはもう経験していますが、ゼロから入ってきて、そこで自分のカラーを出すって大変だと思います。
麻生:アドバイスとか、そんなおこがましいことはできませんが、私たちができる範囲で力になってあげたい、という思いはありますね。
―おなじみの「時効オールスターズ」に加え、吉岡里帆さん、磯村勇斗さんら、今、人気絶頂の若手俳優も新たに加わりましたが、雰囲気は変わりましたか?
麻生:2人ともフレッシュでいいですよね。特に吉岡さんは、三木監督の世界観に合っていると思います。吉岡さんを演出しているときの三木監督って、終始ニコニコしていますしね(笑)
オダギリ:あの一生懸命さみたいなものは、すごく合っているので、大いに期待できると思いますよ。(取材・文:坂田正樹 写真:高橋ゆり)
金曜ナイトドラマ『時効警察はじめました』はテレビ朝日系にて本日10月11日より毎週金曜23時15分放送スタート。