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大島優子、20代は「試練と壁しかなかった」 30代で迎えた意識の変化

エンタメ

 すっきりした表情を見せる大島。そんな、芝居が楽しくて仕方がないという今、ドラマ『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』(2013)で兄妹役だった木村と、『教場』で再共演した。大島演じるしのぶは、元インテリアコーディネーターで姉御肌、勝ち気な性格の女性。前編には、木村と1対1の緊張感MAXのガチンコシーンもある。

 「本当に大変な撮影でしたが、しのぶとして風間教官と魂をぶつけ合わないといけないシーンだったので、最後まで気力を振り絞って演じました。実は木村さんと面と向かってぶつかるお芝居をしたのは初めてだったんです。木村さんが本気でぶつかってきてくれたので、しのぶとして心が動きました」と思い返す。


 風間教場のもと、共に過ごした共演者たちとは、本当の絆が出来ていったとも。

 「警察学校の生徒としての訓練などもそうですが、実際の映像に映るワンショットのためのプロセスが、ものすごく多い作品なんです。それもひとりでの精度をあげつつ、生徒たちみんなでの精度もあげる必要がある。ここまでチームワークがいるというのは、ほかの作品と違いました。前編の完成披露試写会の舞台あいさつで、共演者と再会したんです。そのとき、本当にうれしくて、『同級生に会えた!』という感覚がすごくありました」。

 そして改めて本作を分析。「最初に脚本を読んだとき、すさまじいお仕事になると感じました。風間教官は、余計な説明をしません。今の時代って、感じ取ることがどんどん衰えていっていると思います。目にしたものや入ってきた情報だけで左右されてしまって、考えることをしない。風間教官の教えは、自分自身が咀嚼(そしゃく)する必要がある。今の時代だからこそ、より意味のある作品だと思います」。


 最後に、「(前編から後編にかけて)みんなの絆や、風間教官との関係性が変わっていくので、ラストを見届けるのを、私も楽しみにしています」と目を輝かせた。(取材・文:望月ふみ 写真:松林満美)

 フジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、フジテレビ系にて1月4日、5日2夜連続で21時より放送。

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