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岡田健史、あふれるハングリー精神 同世代で異質な「オスの部分をしっかり出していきたい」

映画

■『MIU404』の好演も話題に 高みを目指す原動力は?

 努力する才能を磨いた岡田は、俳優としても急成長を遂げている。『中学聖日記』でデビューし、今年は同ドラマも手掛けた塚原あゆ子監督と再タッグを組んだ『MIU404』(TBS系)での好演も話題に。「『MIU404』の九重役は、今後の俳優人生において、とてもプラスになる役だと思って、必死に食らいついていきました。塚原さんは、『中学聖日記』という僕のデビュー作に関わってくださった方。僕のことをよく分かっているし、だからこそ僕も塚原さんに成長を示したい。塚原さんの予想を超えていきたいと思って、戦っていました」と語る。


 俳優として「進化し続けたい」と意欲をみなぎらせる。「今年は公開作が続いていますが、その多くが昨年に撮影したものでもあります。“もうその頃の自分とは違うぞ、ブラッシュアップされているぞ”という思いもあります。例えば連続ドラマでも、放送時にはもっと先に撮影が進んでいますので、テレビを観ながら“この頃の自分の演技はダメだな”と思ってしまったり…。でもそれが発見できるということは、僕が1ミリでもステップアップできている証拠なのかなと。進化し続けないと嫌だなと思っています」。


 「何事に対しても負けず嫌いだし、上を目指したい」と目を輝かせるなど、対峙(たいじ)した彼はなんとも熱いハートの持ち主。一体、その原動力は?「もともとの僕の性格が大きいのかもしれません。オスの本能が強いのか、“やってやる!”という反骨精神や情熱が大きい方だと思います。今は受け身だったり、大人しい男性が多いと言われているとしたら、僕は異質な存在かもしれませんね。オスの部分をしっかり出していきたいと思っています!」と茶目っ気たっぷりに語る姿も魅力的。

 「いろいろな役ができるように、今はたくさんのスキルや知性を磨いていきたい。それが僕の望みです」と真っ直ぐに未来を見つめていた。(取材・文:成田おり枝 写真:高野広美)
 
 映画『望み』は全国公開中。

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