クランクイン!

  • クランクイン!ビデオ
  • クラインイン!コミック
  • クラインイン!トレンド

  • ウェブ全体を検索
  • このサイト内を検索

岡田健史、あふれるハングリー精神 同世代で異質な「オスの部分をしっかり出していきたい」

映画

岡田健史
岡田健史 クランクイン!

 今年は連続ドラマの出演も相次ぎ、年内に5本の映画が公開されるなど、21歳の俳優・岡田健史が破竹の勢いを見せている。雫井脩介によるベストセラーサスペンス小説を映画化した『望み』では、思春期の戸惑いをスクリーンに刻み込んだ。2018年にドラマ『中学聖日記』(TBS系)で鮮烈デビューを果たし、「進化し続けたい」と熱い思いを吐露する彼。「努力することを惜しまない」という努力家の原点に迫ると、父からの教え、そして並々ならぬハングリー精神が浮かび上がった。

【写真】大人の男の表情も見せるようになった岡田健史

■苦手なサッカーにも挑戦「上出来です!」

 本作は、誰の目から見ても幸せな一家が、失踪した息子が殺人事件に関与している可能性があることを告げられ、次第に世間からの憶測や誹謗(ひぼう)中傷に翻弄(ほんろう)されていくさまを描くサスペンス・エンタテインメント。一家の長男で行方不明となる規士を演じた岡田は、「オファーをいただいて原作を読んだところ、すぐにファンになった。息子を思う、父と母の心情の違いを描きながら、真実はなんなのかと読者を翻弄していく。この物語に出会えたことが、すごくうれしかったです」と原作に魅了されたことを告白。


 規士は、ケガをしてサッカー選手の夢を諦めたことをきっかけに、両親に斜に構えた態度をとってしまう高校生。メガホンを取った堤幸彦監督からは、撮影前に「反抗期を存分に出してほしい」と話があったそう。「監督からそういうお話があって、瞬時に“社会性をなくそう”というイメージが浮かんできました。“規士が事件の被害者なのか、加害者なのか”ということが観客の皆様にとってネタバレになってしまってはいけないので、どちらにも振ることができない」と難役となったが、「堤監督が僕を肯定してくれたおかげで、最後までのびのびと役柄を生きることができました」と充実の表情を見せる。

映画『望み』場面写真 (C)2020「望み」製作委員会
 小学2年生から野球を始め、野球一筋の高校時代を過ごした岡田。「サッカーはめちゃくちゃ苦手」だそうで、サッカー選手の規士を演じるためには苦労もあったという。「学生時代から、僕にボールがまわってくると、“アイツ、下手くそだぞ!”とプレッシャーを与えられたくらい(笑)。今回はクランクインがサッカーの場面だったので、ドキドキでした。でも現役のサッカー部の男の子たちが協力してくれて、劇中では僕のサッカーもうまく見えると思います」と感謝しつつ、「上出来です!」とサッカーシーンにも自信をのぞかせていた。

1ページ(全3ページ中)

この記事の写真を見る

関連記事

あわせて読みたい


最新ニュース

  • [ADVERTISEMENT]

    Hulu | Disney+ セットプラン
  • [ADVERTISEMENT]

トップへ戻る