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吉谷彩子&井之脇海、 “大学の先輩・後輩”の2人だからこそ作り上げられた距離感

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吉谷彩子

井之脇海

◆同じ大学の先輩・後輩の関係だからこそ縮まった距離

――これまでさまざまな作品で、存在感を発揮してきた2人だが、主演ということで何か特別な思いはあるのだろうか?

吉谷:あまり変わらないですね。どんなにステップアップしていい役をいただいたとしても、人への尊敬や謙虚さは忘れたくないと思っているんです。今回も初めての主演だからといって気張ることをせず、いつもの自分でいられたらいいなと思っています。

井之脇:僕もほかの現場と向き合い方は大きく変わらないですね。必然的に役と向き合う時間が長くなったり、セリフ量が多いということはありますが、1シーン1シーン大切に向き合って気負わずにやっていきたいです。

吉谷彩子
――今回2人は初共演だが、同じ大学を卒業した先輩・後輩という共通点が。

井之脇:在籍時期はかぶっていないのですが、同じ先生にお世話になったりしているので、撮影中も思い出話をしたり、距離を縮めることができて良かったです。今回2人で主演を務めることも先生たちが喜んでくれているかもしれませんね。

吉谷:2人芝居みたいな部分もあるので、どれだけテンポよく掛け合いできるか、空き時間にセリフ合わせをしてもらったりしています。

井之脇:吉谷さんはいざお会いしてみると、無邪気な方と言えばいいんですかね(笑)。天真爛漫な方でした。僕は初対面では距離を作りやすいほうなんですが、その距離や溝を全部埋められて、初日からたくさんお話ししてくださって助かってます(笑)。

吉谷:人見知りだって思わなくてごめんね(笑)。私は、なんてきれいなんだろうって思いました! 肌も白くて、手もきれいで。中身も本当に優しくてあったかくて素敵な人です。

井之脇海
◆その人の気持ちが表れるお弁当は「交換日記」

――作品の中で描かれるハルとアオの関係性には大切な思いを感じているそうだ。

井之脇:ハルちゃんとアオさんのように、プライベートで本音で語り合える関係は、すごくうらやましい。僕が求めているような関係を疑似体験できて幸せですね。

吉谷:2人で話したのですが、「大丈夫だよ」というセリフが私たち大好きなんです。ハルちゃんとアオさんはよく「大丈夫だよ」って言い合うんです。「大丈夫だよ」ってこんなに大切で、こんなにあったかいんだと改めて思いましたし、大事な言葉だなって感じました。

(左から)吉谷彩子、井之脇海
井之脇:今、コロナを経て、皆さん小さな幸せを求めているように思うんです。この作品は小さな世界のお話で、劇的なことは何も起こらないですが、ハルちゃんとアオさんの関係にはそんな小さな幸せがぎゅっと詰まっているので、ぜひ多くの方に見ていただきたいですね。

吉谷:そうだね。ハルちゃんとアオさんにとって、お弁当箱は食べ物の交換日記みたいなところもあるんです。作るほうも食べるほうも、その人の気持ちがお弁当には表れる。「お弁当って2回うれしいんですね」というセリフも好きなんですが、お弁当って作ってる時と、お弁当箱が空で返って来た時の2回うれしい。そんなお弁当のコミュニケーションのような、見てくださる皆さんがあたたかい気持ちになれる、幸せが詰まった作品にしていきたいと思っています。(取材・文:編集部 写真:高野広美)

『ハルとアオのお弁当箱』場面写真 (C)まちた/コアミックス,(C)「ハルとアオのお弁当箱」製作委員会2020
 『ハルとアオのお弁当箱』は、BSテレ東にて毎週月曜24時放送。

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