黒の過程

【解説/みどころ】
『ハドリアヌス帝の回想』などで知られるフランスの女性作家M・ユルスナールの同名小説をもとにした、思索的かつ幻想的な一編。16世紀のフランドル地方。医者であり錬金術師でもあるゼノンは、その著書が異端とされ、教会から追われる身となる。名を変え、放浪の旅に出た彼の遍歴、そして当時のヨーロッパの風景が、静かに描かれていく。監督は“魔術的リアリズム“をその作風とするA・デルボー。ユルスナールの原作の客観性を、ゼノンの主観性に置き換えた物語構成、幻想と現実がないまぜになった映像など、ヨーロッパで高い評価を受ける
- キャスト
- ジャン・マリア・ヴォロンテ/ アンナ・カリーナ/ サミー・フレイ/ ジャック・リップ/ ジャン・ブイーズ/ ピエール・デルト/
- スタッフ
- 監督: アンドレ・デルボー 脚本: ジャクリーヌ・ガマール 製作総指揮: ジャン・クロード・バーツ 原作: マルグリット・ユルスナール
- 上映時間・制作年
- 110分/1988年
- 制作国
- 仏=ベルギー
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